MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第14問

循環器系第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第14問(循環器系)の正答は 5 です。Brugada症候群は心筋のNaチャネル異常(機能的疾患)で、心室細動による突然死を予防する植込み型除細動器(ICD)が治療の中心。

問題
カテーテルアブレーションの適応とならないのはどれか。
  1. 1. 心房細動
  2. 2. 心室頻拍
  3. 3. 上室性頻拍
  4. 4. WPW 症候群
  5. 5. Brugada 症候群

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — Brugada症候群

Brugada症候群は心筋のNaチャネル異常(機能的疾患)で、心室細動による突然死を予防する植込み型除細動器(ICD)が治療の中心。焼灼する明確な回路がなく、カテーテルアブレーションの一般的な適応とはならない。


【各選択肢の解説】

1. 心房細動
❌ 誤り(適応となる)。肺静脈隔離術(アブレーション)が確立している。
2. 心室頻拍
❌ 誤り(適応となる)。回路・起源を焼灼する。
3. 上室性頻拍
❌ 誤り(適応となる)。房室結節回帰性頻拍などで高い根治率。
4. WPW症候群
❌ 誤り(適応となる)。副伝導路(Kent束)を焼灼し根治できる。
5. Brugada症候群
✅ 正しい(適応とならない=正答)。基本はICDによる突然死予防。

【試験対策ポイント】

アブレーションの好適応=回路や異常興奮起源が明確な頻脈性不整脈(PSVT・WPW・心房細動・心房粗動・一部の心室頻拍)。Brugada症候群・QT延長症候群はチャネル異常で焼灼標的が乏しく、ICDが治療の柱。

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