MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第15問

内分泌・代謝系第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第15問(内分泌・代謝系)の正答は 2 です。肥満を起こすのは、脂肪をためる方向に働くホルモンが過剰になる病気である。

問題
肥満の原因となるのはどれか。 a.クッシング症候群 b.甲状腺機能亢進症 c.アジソン病 d.褐色細胞腫 e.インスリノーマ
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e ✓
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 60%参考値

15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番(a・e)

肥満を起こすのは、脂肪をためる方向に働くホルモンが過剰になる病気である。クッシング症候群はコルチゾール過剰で中心性肥満を、インスリノーマはインスリン過剰による同化作用と低血糖を避けるための頻回の摂食で体重増加を来す。


【各選択肢の解説】

a.クッシング症候群
✅ 正しい。コルチゾール過剰で体幹に脂肪がつく中心性肥満・満月様顔貌・水牛様脂肪沈着を来す。

b.甲状腺機能亢進症
❌ 誤り。正しくは甲状腺ホルモン過剰で代謝が亢進し、食欲があるのに体重は減少する。

c.アジソン病
❌ 誤り。正しくは副腎皮質ホルモンの不足で食欲不振・倦怠感が起こり、体重は減少する。

d.褐色細胞腫
❌ 誤り。正しくはカテコールアミン過剰で代謝が亢進し、高血圧・高血糖とともに体重は減少しやすい。

e.インスリノーマ
✅ 正しい。膵島のインスリン産生腫瘍で、低血糖を繰り返すため患者が頻回に食べ、インスリンの脂肪合成作用も加わって体重が増える。

1. a、b
❌ 誤り。bは体重減少を来す。正しくはa・eの組合せ。
2. a、e
✅ 正しい。どちらも肥満の原因となる(=正答)。
3. b、c
❌ 誤り。b・cとも体重減少を来す。正しくはa・eの組合せ。
4. c、d
❌ 誤り。c・dとも体重減少を来す。正しくはa・eの組合せ。
5. d、e
❌ 誤り。dは体重減少を来す。正しくはa・eの組合せ。

【試験対策ポイント】

体重が増える体重が減る
クッシング症候群甲状腺機能亢進症
甲状腺機能低下症褐色細胞腫
インスリノーマアジソン病
  • 「代謝を上げるホルモンの過剰=やせる」「同化・脂肪蓄積に働くホルモンの過剰=太る」
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