MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第18問

腎・泌尿器・生殖器系第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第18問(腎・泌尿器・生殖器系)の正答は 4 です。急性腎不全(急性腎障害)は原因の場所で3つに分ける。

問題
急性腎不全の病型と原因との組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1. 腎前性 ― 出血
  2. 2. 腎性 ― 高カルシウム血症
  3. 3. 腎性 ― 横紋筋融解症
  4. 4. 腎後性 ― 造影剤 ✓
  5. 5. 腎後性 ― 尿管閉塞

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 57.1%参考値

14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 腎後性 ― 造影剤

急性腎不全(急性腎障害)は原因の場所で3つに分ける。腎前性=腎への血流低下、腎性=腎実質・尿細管の障害、腎後性=尿路の閉塞。造影剤は尿細管を直接傷つけるので腎性であり、「腎後性」とした組合せが誤りである。


【各選択肢の解説】

1. 腎前性 ― 出血
✅ 正しい。出血で循環血液量が減り、腎血流が低下する腎前性である。
2. 腎性 ― 高カルシウム血症
✅ 正しい。高カルシウム血症は尿細管障害や腎への石灰沈着を起こす(腎血管収縮と多尿による脱水という腎前性の要素も加わる)。
3. 腎性 ― 横紋筋融解症
✅ 正しい。筋から出たミオグロビンが尿細管を障害する腎性である。
4. 腎後性 ― 造影剤
❌ 誤り(=正答)。正しくは造影剤による腎障害(造影剤腎症)は尿細管障害と腎血管収縮による腎性である。
5. 腎後性 ― 尿管閉塞
✅ 正しい。尿管が結石や腫瘍で閉塞し、尿が流れなくなる腎後性である。

【試験対策ポイント】

病型しくみ主な原因
腎前性腎血流の低下出血・脱水・心不全・ショック
腎性腎実質・尿細管の障害造影剤・横紋筋融解症・薬剤・急性尿細管壊死
腎後性尿路の閉塞尿路結石・尿管閉塞・前立腺肥大
  • 「薬や毒(造影剤)=尿細管を傷つける=腎性」と覚える
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