MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第18問

腎・泌尿器・生殖器系第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第18問(腎・泌尿器・生殖器系)の正答は 4 です。造影剤による腎障害(造影剤腎症)は尿細管障害=「腎性」急性腎不全であり、「腎後性」ではない。

問題
急性腎不全の病型と原因との組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1. 腎前性   出 血
  2. 2. 腎 性   高カルシウム血症
  3. 3. 腎 性   横紋筋融解症
  4. 4. 腎後性   造影剤
  5. 5. 腎後性   尿管閉塞

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 腎後性—造影剤

造影剤による腎障害(造影剤腎症)は尿細管障害=「腎性」急性腎不全であり、「腎後性」ではない。腎後性は尿路の通過障害(尿管以下の閉塞)による。誤りを問う設問なのでこの組合せが正答。


【各選択肢の解説】

1. 腎前性—出血
✅ 正しい。出血・脱水で腎血流が低下(腎前性)。
2. 腎性—高カルシウム血症
✅ 正しい。高Caは腎実質・尿細管障害を来す。
3. 腎性—横紋筋融解症
✅ 正しい。ミオグロビンによる尿細管障害(腎性)。
4. 腎後性—造影剤
❌ 誤り(これが正答)。造影剤腎症は尿細管障害=「腎性」に分類。
5. 腎後性—尿管閉塞
✅ 正しい。尿路閉塞による通過障害(腎後性)。

【試験対策ポイント】

腎前性=腎血流低下(出血・脱水・心不全)。腎性=腎実質・尿細管障害(造影剤・横紋筋融解=ミオグロビン・高Ca・薬剤・急性尿細管壊死)。腎後性=尿路閉塞(結石・尿管閉塞・前立腺肥大)。造影剤は「腎性」。

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