MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第19問

腎・泌尿器・生殖器系第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第19問(腎・泌尿器・生殖器系)の正答は 2 です。ESWLは体外から衝撃波を当てて結石を砕き、尿と一緒に出させる治療である。

問題
尿路結石症で体外衝撃波結石破砕術(ESWL)の適応となるのはどれか。 a.繰り返す尿路感染 b.無機能腎 c.腎動脈瘤 d.易出血傾向 e.水腎症
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e ✓
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 33.3%参考値

15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番(a・e)

ESWLは体外から衝撃波を当てて結石を砕き、尿と一緒に出させる治療である。結石が原因で尿路感染を繰り返す、水腎症(尿の通過障害)を起こしているなど、結石を除く利益があるものが適応になる。出血傾向・動脈瘤は衝撃波で危険が増すので禁忌、無機能腎は砕いても機能が戻らず意義が乏しい。


【各選択肢の解説】

a.繰り返す尿路感染
✅ 正しい。結石が細菌の住みかになって感染を繰り返すため、結石を除く必要がある(治療時に活動性の感染があれば先に抗菌薬で治める)。

b.無機能腎
❌ 誤り。正しくは無機能腎では砕いた結石を尿で押し流せず、腎機能も回復しないため適応にならない(腎摘出などを検討する)。

c.腎動脈瘤
❌ 誤り。正しくは衝撃波で動脈瘤が破裂するおそれがあり、禁忌である。

d.易出血傾向
❌ 誤り。正しくは衝撃波で腎周囲の血腫や出血を起こすおそれがあり、禁忌である(出血傾向を補正してから行う)。

e.水腎症
✅ 正しい。結石による尿路の通過障害で水腎症になっている場合、結石を砕いて閉塞を解除する。

1. a、b
❌ 誤り。bは適応でない。正しくはa・eの組合せ。
2. a、e
✅ 正しい。どちらも結石を除く必要がある状態である(=正答)。
3. b、c
❌ 誤り。bは適応でなく、cは禁忌。正しくはa・eの組合せ。
4. c、d
❌ 誤り。c・dとも禁忌。正しくはa・eの組合せ。
5. d、e
❌ 誤り。dは禁忌。正しくはa・eの組合せ。

【試験対策ポイント】

  • 適応:症状・感染・通過障害(水腎症)を起こしている尿路結石
  • 禁忌:妊娠・出血傾向・動脈瘤(腎動脈瘤・大動脈瘤)・結石より下流の閉塞
  • 無機能腎:砕いても排出されず機能も戻らない=適応外
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