MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第25問

生体電気・磁気計測第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第25問(生体電気・磁気計測)の正答は 1 です。生体信号は種類ごとに含む周波数の範囲が違い、記録装置はその上限まで通す周波数特性が要る。

問題
最も高い周波数成分まで記録する必要があるのはどれか。
  1. 1. 筋電図 ✓
  2. 2. 心電図
  3. 3. 脳波
  4. 4. 心音図
  5. 5. 容積脈波

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 69.2%参考値

13人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 筋電図

生体信号は種類ごとに含む周波数の範囲が違い、記録装置はその上限まで通す周波数特性が要る。筋電図は運動単位の活動電位の速い変化を含み、針筋電図では数kHz(約10 kHzまで)に及ぶため、選択肢の中で最も高い周波数まで記録する必要がある。


【各選択肢の解説】

1. 筋電図
✅ 正しい(=正答)。活動電位の立ち上がりが速く、高い周波数成分を多く含む。
2. 心電図
❌ 誤り。正しくは主な成分は約0.05〜100 Hzで、筋電図よりずっと低い。
3. 脳波
❌ 誤り。正しくは主な成分は約0.5〜60 Hz程度(δ波〜γ波)で、筋電図より低い。
4. 心音図
❌ 誤り。正しくは心音・心雑音の成分は数十Hz〜約1 kHzまでで、心電図・脳波より高いが筋電図には及ばない。
5. 容積脈波
❌ 誤り。正しくは血管の容積変化をとらえるゆっくりした波形で、成分は数十Hz以下の低い周波数が中心である。

【試験対策ポイント】

周波数の上限の高い順:

筋電図(〜数kHz)>心音図(〜約1 kHz)>心電図(〜約100 Hz)・脳波(〜数十Hz)>容積脈波

  • 記録装置の高域遮断周波数は、信号の最高周波数より高く設定する
  • A/D変換の標本化周波数は信号の最高周波数の2倍以上(標本化定理)
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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