第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第24問
医学的基礎第32回午後
第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第24問(医学的基礎)の正答は 4 です。医療法施行規則により、病院・診療所などの管理者は医療安全管理の指針を整え、従業者に対する医療安全の研修を行うことが義務付けられている。
問題
医療安全について正しいのはどれか。
- 1. 医療事故では、関係する個人の責任が最も問われる。
- 2. 医療事故を減らすには、組織の対応より個人の注意が重要である。
- 3. インシデント報告書は、事故発生後に原因を究明したのちに提出する。
- 4. 各医療機関は、医療従事者全員を対象とした研修が義務付けられている。 ✓
- 5. 病棟での患者確認では、忙しい場合には患者の姓のみでもよい。
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 92.9%参考値
28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 各医療機関は、医療従事者全員を対象とした研修が義務付けられている。
医療法施行規則により、病院・診療所などの管理者は医療安全管理の指針を整え、従業者に対する医療安全の研修を行うことが義務付けられている。医療安全は個人の注意でなく組織の仕組みで事故を防ぐという考え方に立つ。
【各選択肢の解説】
1. 医療事故では、関係する個人の責任が最も問われる。
❌ 誤り。正しくは事故は複数の要因が重なって起こると考え、個人の責任追及よりシステムの要因を分析して再発を防ぐ。
❌ 誤り。正しくは事故は複数の要因が重なって起こると考え、個人の責任追及よりシステムの要因を分析して再発を防ぐ。
2. 医療事故を減らすには、組織の対応より個人の注意が重要である。
❌ 誤り。正しくは「人は誰でも間違える」を前提に、確認の手順・機器の工夫など組織的な対策を重視する。
❌ 誤り。正しくは「人は誰でも間違える」を前提に、確認の手順・機器の工夫など組織的な対策を重視する。
3. インシデント報告書は、事故発生後に原因を究明したのちに提出する。
❌ 誤り。正しくは発生後すみやかに報告し、原因の分析は報告を集めたあとに組織で行う。
❌ 誤り。正しくは発生後すみやかに報告し、原因の分析は報告を集めたあとに組織で行う。
4. 各医療機関は、医療従事者全員を対象とした研修が義務付けられている。
✅ 正しい(=正答)。医療に係る安全管理のための職員研修の実施が医療法施行規則で定められている。
✅ 正しい(=正答)。医療に係る安全管理のための職員研修の実施が医療法施行規則で定められている。
5. 病棟での患者確認では、忙しい場合には患者の姓のみでもよい。
❌ 誤り。正しくは同姓の患者がいることを前提に、フルネームと生年月日など2つ以上の識別子で確認する。
❌ 誤り。正しくは同姓の患者がいることを前提に、フルネームと生年月日など2つ以上の識別子で確認する。
【試験対策ポイント】
- 医療安全=個人を責めず、仕組みで防ぐ
- インシデント報告は早く出す(分析はその後)
- 患者確認は2つ以上の識別子(フルネーム+生年月日・ID)、患者本人に名乗ってもらう
- 医療機関の義務:安全管理指針・委員会・職員研修・事故報告(医療法施行規則)
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