MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第27問

生体電気・磁気計測第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第27問(生体電気・磁気計測)の正答は 3 です。聴性脳幹誘発電位(ABR)の振幅は約0.1〜1 μVと極めて小さく、脳波(数十μV)や他の誘発電位(数μV)より小さい。

問題
脳波計測で電位変化の最も小さいのはどれか。
  1. 1. 睡眠脳波電位
  2. 2. 覚醒時脳波電位
  3. 3. 聴性脳幹誘発電位
  4. 4. 体性感覚誘発電位
  5. 5. 視覚誘発電位

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 聴性脳幹誘発電位

聴性脳幹誘発電位(ABR)の振幅は約0.1〜1 μVと極めて小さく、脳波(数十μV)や他の誘発電位(数μV)より小さい。多数回の加算平均で雑音から取り出す。


【各選択肢の解説】

1. 睡眠脳波電位
❌ 誤り。数十μVと大きい。
2. 覚醒時脳波電位
❌ 誤り。数十μV程度。
3. 聴性脳幹誘発電位
✅ 正しい。0.1〜1 μVと最も小さく、加算平均が必須。
4. 体性感覚誘発電位
❌ 誤り。数μV前後で、ABRより大きい。
5. 視覚誘発電位
❌ 誤り。数〜十数μVでABRより大きい。

【試験対策ポイント】

電位の大きさ:脳波(数十μV)>誘発電位(数μV)>ABR(0.1〜1 μV)。微小な誘発電位は加算平均(同期加算)でSN比を改善する(N回加算でノイズは1/√N)。ABRは脳死判定や聴力検査に用いる。

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