MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第29問

医用画像計測第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第29問(医用画像計測)の正答は 4 です。体表面サーモグラフィは、体温(約36〜37 ℃≒310 K)の物体が放射する赤外線を検出する。

問題
体表面サーモグラフで測定する光の主な波長はどれか。
  1. 1. 10 nm
  2. 2. 100 nm
  3. 3. 1 nm
  4. 4. 10 nm
  5. 5. 100 nm

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 約10 µm(遠赤外線)

体表面サーモグラフィは、体温(約36〜37 ℃≒310 K)の物体が放射する赤外線を検出する。ウィーンの変位則から放射のピーク波長は約10 µm(8〜14 µmの遠赤外域)であり、これが測定対象の波長。選択肢はOCRで単位が「nm」と化けているが、正しくは4番=約10 µm。


【各選択肢の解説】

※選択肢の単位表記はOCRにより「nm」と誤変換されているが、正しくは「µm」。体温物体からの赤外放射のピークは約10 µm。

1〜3・5.
❌ 誤り。可視光(約0.4〜0.8 µm)や近赤外など桁違いの波長では、体温物体からの熱放射のピークを捉えられない。

4. (約10 µm)
✅ 正しい。約10 µm(遠赤外)が体表からの熱放射のピークで、サーモグラフィの検出波長。

【試験対策ポイント】

サーモグラフィ=体表から放射される赤外線(約10 µm、8〜14 µmの遠赤外)を検出して温度分布を画像化する非接触・非侵襲の計測。ウィーンの変位則:λ_max×T=一定(約2.9×10⁻³ m·K)。体温310 Kでλ≒9.3 µm。可視光ではなく遠赤外である点が要点。

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