MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第33問

各種治療機器第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第33問(各種治療機器)の正答は 1 です。PCIではガイドワイヤをX線透視下で冠動脈へ誘導し、バルーン拡張中は一時的に冠血流が途絶・減少する。

問題
冠動脈インターベンション治療(PCI)について正しいのはどれか。 a.ガイドワイヤはX 線透視下で誘導する。 b.バルーン拡張時に冠動脈血流量は減少する。 c.治療後の再狭窄はない。 d.ロータブレータは衝撃波を利用する。 e.術後の抗血小板療法は不要である。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — a、b

PCIではガイドワイヤをX線透視下で冠動脈へ誘導し、バルーン拡張中は一時的に冠血流が途絶・減少する。正しい記述はa・bで組合せは1番。


【各選択肢の解説】

a. ガイドワイヤはX線透視下で誘導する。→ ✅ 正しい。造影・透視下でワイヤ・カテーテルを病変部へ進める。

b. バルーン拡張時に冠動脈血流量は減少する。→ ✅ 正しい。拡張中はバルーンが内腔を塞ぐため血流が一時的に減少・途絶する。

c. 治療後の再狭窄はない。→ ❌ 誤り。バルーン単独・ステント留置いずれも再狭窄が起こりうる(薬剤溶出ステントで低減)。

d. ロータブレータは衝撃波を利用する。→ ❌ 誤り。ロータブレータはダイヤモンド砥粒付きバーの高速回転で石灰化病変を切削する。衝撃波ではない。

e. 術後の抗血小板療法は不要である。→ ❌ 誤り。ステント血栓症予防に抗血小板薬2剤併用(DAPT)が必須。

よって正しい記述はa・b → 選択肢1が正答。


【試験対策ポイント】

PCI=経皮的冠動脈インターベンション。ガイドワイヤ→バルーン→ステントが基本の流れ。合併症=冠動脈解離・再狭窄・ステント血栓症。ロータブレータ(石灰化切削)、DAPT(アスピリン+P2Y12阻害薬)は必須知識。

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