第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第33問
第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第33問(各種治療機器)の正答は 1 です。PCIはX線透視下でガイドワイヤを病変へ通し、バルーンで狭窄を広げる治療。
- 1. a、b ✓
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:1番
初回正答率 84.6%参考値
13人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
PCIはX線透視下でガイドワイヤを病変へ通し、バルーンで狭窄を広げる治療。拡張中はバルーンが内腔をふさぐので冠血流は一時的に減る。再狭窄・ステント血栓症が起こりうるため治療後も管理が要る。
【各選択肢の解説】
a.ガイドワイヤはX線透視下で誘導する。
✅ 正しい。造影剤で冠動脈を映しながら、透視でワイヤ先端の位置を確かめて病変の先まで通す。
b.バルーン拡張時に冠動脈血流量は減少する。
✅ 正しい。拡張中は膨らんだバルーンが血管内腔をふさぐため、末梢への血流が一時的に減少・途絶し、胸痛や心電図変化が出ることがある。
c.治療後の再狭窄はない。
❌ 誤り。正しくは再狭窄は起こりうる。内膜の増殖などで再び狭くなり、薬剤溶出性ステントで頻度は下がったがゼロではない。
d.ロータブレータは衝撃波を利用する。
❌ 誤り。正しくは、ダイヤモンド粒子を付けた先端(バー)を高速回転させて硬い石灰化病変を削る器具である。
e.術後の抗血小板療法は不要である。
❌ 誤り。正しくはステント留置後は、ステント血栓症を防ぐため抗血小板薬(2剤併用など)を続ける。
✅ 正しい(=正答)。正しい記述のa・bだけからなる組合せ。
❌ 誤り。e(抗血小板療法は必要)を含む。正しくは正しい記述はa・bの組合せ。
❌ 誤り。c(再狭窄は起こりうる)を含む。正しくは正しい記述はa・bの組合せ。
❌ 誤り。c(再狭窄は起こりうる)・d(高速回転で削る)を含む。正しくは正しい記述はa・bの組合せ。
❌ 誤り。d(高速回転で削る)・e(抗血小板療法は必要)を含む。正しくは正しい記述はa・bの組合せ。
【試験対策ポイント】
- PCIの流れ:ガイドワイヤ(透視下)→バルーン拡張→ステント留置
- 石灰化の強い病変:ロータブレータ(高速回転で切削)
- 治療後の問題:再狭窄・ステント血栓症→抗血小板療法を継続
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