第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第34問
各種治療機器第32回午後
第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第34問(各種治療機器)の正答は 4 です。輸液ポンプは滴数制御型(点滴筒の滴下を数える=汎用の輸液セットで使える)と流量制御型(チューブをしごいて容積を送る=専用の輸液セットが要る)で使えるセットが違う。
問題
輸液ポンプで誤っているのはどれか。
- 1. シリンジポンプは微量注入に適する。
- 2. 滴下センサには赤外線が用いられる。
- 3. ペリスタルティック方式には気泡アラームがある。
- 4. 流量制御型では汎用輸液セットが使える。 ✓
- 5. 与圧注入方式は小型軽量である。
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 80%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 流量制御型では汎用輸液セットが使える。
輸液ポンプは滴数制御型(点滴筒の滴下を数える=汎用の輸液セットで使える)と流量制御型(チューブをしごいて容積を送る=専用の輸液セットが要る)で使えるセットが違う。4はこの対応を入れ替えている。
【各選択肢の解説】
1. シリンジポンプは微量注入に適する。
✅ 正しい。シリンジの押し子をねじで少しずつ押すので、低流量でも脈動が少なく精度が高い。昇圧薬など微量の持続投与に使う。
✅ 正しい。シリンジの押し子をねじで少しずつ押すので、低流量でも脈動が少なく精度が高い。昇圧薬など微量の持続投与に使う。
2. 滴下センサには赤外線が用いられる。
✅ 正しい。点滴筒をはさむ発光部と受光部の間を滴が横切ると赤外光が遮られ、その変化で1滴ずつ数える。
✅ 正しい。点滴筒をはさむ発光部と受光部の間を滴が横切ると赤外光が遮られ、その変化で1滴ずつ数える。
3. ペリスタルティック方式には気泡アラームがある。
✅ 正しい。チューブをフィンガで順にしごいて送る方式で、空気の誤注入を防ぐため、超音波などで気泡を検出してアラームを出し送液を止める。
✅ 正しい。チューブをフィンガで順にしごいて送る方式で、空気の誤注入を防ぐため、超音波などで気泡を検出してアラームを出し送液を止める。
4. 流量制御型では汎用輸液セットが使える。
❌ 誤り(=正答)。流量制御型はチューブの内径・弾性から送液量を計算するため、チューブの規格がそろっていないと流量がずれる。正しくは流量制御型は専用の輸液セットが必要で、汎用セットが使えるのは滴数制御型である。
❌ 誤り(=正答)。流量制御型はチューブの内径・弾性から送液量を計算するため、チューブの規格がそろっていないと流量がずれる。正しくは流量制御型は専用の輸液セットが必要で、汎用セットが使えるのは滴数制御型である。
5. 与圧注入方式は小型軽量である。
✅ 正しい。バルーンの収縮力などで薬液を押し出すディスポーザブルの注入器で、電源・駆動装置を持たないので小型軽量で携帯できる。
✅ 正しい。バルーンの収縮力などで薬液を押し出すディスポーザブルの注入器で、電源・駆動装置を持たないので小型軽量で携帯できる。
【試験対策ポイント】
| 方式 | 輸液セット | 特徴 |
|---|---|---|
| 滴数制御型 | 汎用セット可 | 1滴の量がばらつき精度は低め |
| 流量制御型 | 専用セット | 容積で送るので精度が高い |
| シリンジポンプ | シリンジ | 微量・高精度 |
| 与圧注入方式 | 専用の注入器 | 電源不要・小型軽量 |
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