MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第35問

各種治療機器第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第35問(各種治療機器)の正答は 4 です。CO2レーザは水に強く吸収され切開・蒸散に、Nd:YAGレーザは深部到達性から凝固止血に用いる。

問題
正しい組合せはどれか。 a.Ar レーザ  近視治療 b.ArF エキシマレーザ   網膜光凝固 c.CO2 レーザ  切 開 d.Nd:YAG レーザ  凝固止血 e.Dye レーザ  疼痛治療
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — c、d

CO2レーザは水に強く吸収され切開・蒸散に、Nd:YAGレーザは深部到達性から凝固止血に用いる。正しい組合せはc・dで4番。


【各選択肢の解説】

a. Arレーザ―近視治療 → ❌ 誤り。アルゴンレーザは網膜光凝固(緑色光がヘモグロビンに吸収される)。近視治療ではない。

b. ArFエキシマレーザ―網膜光凝固 → ❌ 誤り。ArFエキシマ(紫外193nm)は角膜切除(LASIK等の近視治療)。網膜光凝固ではない。

c. CO2レーザ―切開 → ✅ 正しい。波長10.6µmが水に強く吸収され、表面で切開・蒸散する。

d. Nd:YAGレーザ―凝固止血 → ✅ 正しい。波長1.06µmは組織深達性が高く深部凝固に向く。

e. Dyeレーザ―疼痛治療 → ❌ 誤り。色素レーザは血管病変(ポートワイン母斑)・結石破砕・PDT等。疼痛治療は低出力(半導体)レーザ。

よって正しい組合せはc・d → 選択肢4が正答。


【試験対策ポイント】

医用レーザと波長・用途:CO2(10.6µm・切開蒸散)、Nd:YAG(1.06µm・深部凝固)、Ar(青緑・網膜光凝固)、ArFエキシマ(193nm・角膜/近視)、色素レーザ(血管病変・PDT)、半導体(低出力・疼痛/LLLT)。水・ヘモグロビンの吸収波長がカギ。

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