MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第41問

体外循環・補助循環第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第41問(体外循環・補助循環)の正答は 3 です。設問は始業(使用前)点検「でない」項目を問う。

問題
IABP の始業点検項目でないのはどれか。 a.バッテリの充電状態 b.バルーン内圧の測定 c.接触電流の測定 d.ヘリウムガスのボンベ内残量 e.トリガ信号の確認
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — b、c

設問は始業(使用前)点検「でない」項目を問う。バルーン内圧の測定と接触電流の測定は始業点検の項目ではなく、後者は定期の電気安全点検で行う。よって組合せは3番。


【各選択肢の解説】

a. バッテリの充電状態 → 始業点検項目である(搬送・停電に備え確認)。

b. バルーン内圧の測定 → ❌ 始業点検項目でない。IABPバルーンはヘリウム駆動で、日常の始業点検で内圧を測定する項目ではない(リーク確認は行う)。

c. 接触電流の測定 → ❌ 始業点検項目でない。接触(漏れ)電流測定は定期点検(電気安全性点検)で実施。

d. ヘリウムガスのボンベ内残量 → 始業点検項目である(駆動ガス切れ防止)。

e. トリガ信号の確認 → 始業点検項目である(心電図/圧トリガの同期確認)。

よって始業点検でないのはb・c → 選択肢3が正答。


【試験対策ポイント】

IABP始業点検=バッテリ・ヘリウム残量・トリガ信号・チューブ接続・アラーム動作など「使用前」に確認する項目。接触電流・漏れ電流など電気安全性は定期点検。バルーンは拡張期に膨張(冠灌流増加)・収縮期直前に収縮(後負荷軽減)が動作原理。

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