第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第43問
第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第43問(医用機器の安全管理)の正答は 1 です。フールプルーフは「人が誤った操作をしようとしても、できない・危険にならない」ようにする設計。
- 1. a、b ✓
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:1番
初回正答率 78.6%参考値
14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
フールプルーフは「人が誤った操作をしようとしても、できない・危険にならない」ようにする設計。故障や異常が起きたときに安全な側へ動かすフェイルセーフや、異常を知らせる警報と区別する。
【各選択肢の解説】
a.医療ガスボンベのヨーク形バルブ
✅ 正しい。ガスの種類ごとにピンの位置が違う(ピン方式)ので、違うガスのボンベは物理的に取り付けられない=誤接続をできなくする。
b.体外式ペースメーカの電源スイッチ
✅ 正しい。カバーを開ける・2段階で操作するなどの構造で、触れただけで電源が切れないようにしてある=誤操作をできなくする。
c.IABP装置のガスリークアラーム機構
❌ 誤り。正しくはバルーンの破損などで起きた異常(ガス漏れ)を検出して知らせ駆動を止める安全機構で、人の誤操作を防ぐ仕組みではない。
d.体外式除細動器へのバッテリの搭載
❌ 誤り。正しくは停電や電源のない場所でも使えるようにする予備の電源(冗長化)で、誤操作を防ぐ仕組みではない。
e.電気メスの対極板接触不良検知機構
❌ 誤り。正しくは対極板のはがれなどの異常を検出して出力を止める=異常時に安全側へ動くフェイルセーフの機構である。
✅ 正しい(=正答)。フールプルーフのa・bだけからなる組合せ。
❌ 誤り。e(フェイルセーフ)を含む。正しくはフールプルーフはa・bの組合せ。
❌ 誤り。c(異常を検出する機構)を含む。正しくはフールプルーフはa・bの組合せ。
❌ 誤り。c(異常を検出する機構)・d(予備の電源)を含む。正しくはフールプルーフはa・bの組合せ。
❌ 誤り。d(予備の電源)・e(フェイルセーフ)を含む。正しくはフールプルーフはa・bの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 考え方 | 何を防ぐか | 例 |
|---|---|---|
| フールプルーフ | 人の誤操作 | ピン方式の誤接続防止・形の違うコネクタ・誤操作防止のスイッチ |
| フェイルセーフ | 故障・異常時の危険 | 対極板の接触不良で出力停止 |
| 冗長化 | 1つの故障での停止 | 予備バッテリ |
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