MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第44問

医学的基礎第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第44問(医学的基礎)の正答は 3 です。生命維持管理装置の「治療(運転)条件そのものの変更」は患者の生命に直結するため、医師の書面等による具体的な指示が必要。

問題
臨床工学技士の業務で、書面等により医師の具体的な指示を受けなければ ならないのはどれか。 a.人工呼吸中の吸引による喀痰の除去 b.人工心肺装置操作中の血液流量の条件変更 c.高気圧酸素治療中の加圧時間の設定 d.血液浄化装置先端部(穿刺針)の抜去後の止血処置 e.植込み型心臓ペースメーカへのプログラミングヘッドの設置
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — b、c

生命維持管理装置の「治療(運転)条件そのものの変更」は患者の生命に直結するため、医師の書面等による具体的な指示が必要。人工心肺の血液流量変更(b)と高気圧酸素治療の加圧時間設定(c)が該当し、組合せは3番。


【各選択肢の解説】

a. 人工呼吸中の吸引による喀痰の除去 → 医師の指示下で行う補助的手技で、書面等の具体的指示を要する枠には当たらない。

b. 人工心肺装置操作中の血液流量の条件変更 → ✅ 灌流量(治療条件)の変更で生命に直結。医師の具体的指示が必要。

c. 高気圧酸素治療中の加圧時間の設定 → ✅ 加圧スケジュール(治療条件)の設定で、医師の具体的指示が必要。

d. 血液浄化装置先端部(穿刺針)の抜去後の止血処置 → 抜針後の止血は手技的処置で、この枠には当たらない。

e. 植込み型心臓ペースメーカへのプログラミングヘッドの設置 → プログラミングヘッドの設置は補助操作で該当しない。

よって書面等による具体的指示が必要なのはb・c → 選択肢3が正答。


【試験対策ポイント】

臨床工学技士は生命維持管理装置の操作・保守点検を医師の指示のもとで行う(臨床工学技士法)。特に治療条件の変更(灌流量・加圧条件等)は生命に直結し、医師の具体的(書面等)指示が必要。業務範囲・指示区分・特定行為は法規頻出テーマ。

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