MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第48問

電気工学第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第48問(電気工学)の正答は 4 です。放電中のコンデンサ電圧は v=V₀e^(−t/τ)(τ=CR)。

問題
図1 の片対数グラフは、図2 の回路においてスイッチS を①にしてコンデンサC を10 V に充電後、スイッチを②にして抵抗R で放電したときのコンデンサC にかかる電圧の経時変化である。およその時定数[秒]はどれか。 ただし、自然対数の底はe=2.7 とする。
第32回午後第48問 図
  1. 1. 0.5
  2. 2. 1
  3. 3. 2
  4. 4. 5 ✓
  5. 5. 8

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 72.7%参考値

11人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 5

放電中のコンデンサ電圧は v=V₀e^(−t/τ)(τ=CR)。片対数グラフでは直線になる。時定数τは、電圧が初期値の1/eになるまでの時間:

10 V ÷ e = 10 ÷ 2.7 ≒ 3.7 V

図1で縦軸3.7 V(4 Vの目盛りのやや下)を直線と交わる点まで横に追うと、横軸は約5秒。
検算:直線は8秒で2 Vを通るので、τ=8÷ln(10/2)=8÷1.61≒5.0秒。


【各選択肢の解説】

1. 0.5
❌ 誤り。0.5秒では電圧はほとんど下がっていない(約9 V)。正しくは3.7 Vになる時刻を読んで約5秒である。
2. 1
❌ 誤り。1秒の時点の電圧は約8 Vで、1/e(3.7 V)まで下がっていない。正しくは約5秒である。
3. 2
❌ 誤り。2秒の時点の電圧は約6.7 Vで、まだ1/eに届いていない。正しくは約5秒である。
4. 5
✅ 正しい。グラフで電圧が10 Vの1/e=約3.7 Vになるのが約5秒で、これが時定数。
5. 8
❌ 誤り。8秒は電圧が2 V(初期値の1/5)になる時刻。正しくは1/e(約3.7 V)になる約5秒である。

【試験対策ポイント】

  • 放電:v=V₀e^(−t/τ)、τ=CR
  • t=τで初期値の約37%(1/e)、t=5τでほぼ0
  • 片対数グラフでは直線=1/eになる時刻を読む
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