第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第66問
呼吸療法装置第32回午後
第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第66問(呼吸療法装置)の正答は 4 です。CPAP(持続性気道陽圧)は、自発呼吸のある患者の気道に、吸気・呼気を通じて一定の陽圧をかけ続ける方法。
問題
持続性気道陽圧(CPAP)の説明で正しいのはどれか。
- 1. 吸気呼気比は一定になる。
- 2. 分時換気量は一定になる。
- 3. 筋弛緩薬投与が必要になる。
- 4. 気道内圧が一定になる。 ✓
- 5. 高二酸化炭素血症が適応である。
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%参考値
26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 気道内圧が一定になる。
CPAP(持続性気道陽圧)は、自発呼吸のある患者の気道に、吸気・呼気を通じて一定の陽圧をかけ続ける方法。換気の回数や量は患者まかせで、器械は圧を保つだけ。肺胞の虚脱を防いで機能的残気量を増やし、酸素化を改善する。
【各選択肢の解説】
1. 吸気呼気比は一定になる。
❌ 誤り。正しくは、吸気と呼気の時間は患者の自発呼吸のリズムで決まり、器械は決めない。
❌ 誤り。正しくは、吸気と呼気の時間は患者の自発呼吸のリズムで決まり、器械は決めない。
2. 分時換気量は一定になる。
❌ 誤り。正しくは、1回換気量も呼吸数も患者の自発呼吸しだいで変わる。CPAPは換気を強制しないので分時換気量は保証されない。
❌ 誤り。正しくは、1回換気量も呼吸数も患者の自発呼吸しだいで変わる。CPAPは換気を強制しないので分時換気量は保証されない。
3. 筋弛緩薬投与が必要になる。
❌ 誤り。正しくは、CPAPは自発呼吸があることが前提のモードで、自発呼吸を止める筋弛緩薬は使わない。
❌ 誤り。正しくは、CPAPは自発呼吸があることが前提のモードで、自発呼吸を止める筋弛緩薬は使わない。
4. 気道内圧が一定になる。
✅ 正しい(=正答)。吸気でも呼気でも設定した陽圧を保つので、気道内圧はほぼ一定になる。自発呼吸下でPEEPをかけ続けている形といえる。
✅ 正しい(=正答)。吸気でも呼気でも設定した陽圧を保つので、気道内圧はほぼ一定になる。自発呼吸下でPEEPをかけ続けている形といえる。
5. 高二酸化炭素血症が適応である。
❌ 誤り。正しくは、CPAPは換気を増やさないのでCO₂の排出は補助しない。主な適応は低酸素血症(酸素化の障害)や閉塞性睡眠時無呼吸で、高二酸化炭素血症(換気不全)には換気を補助するモード(PSVなど)を用いる。
❌ 誤り。正しくは、CPAPは換気を増やさないのでCO₂の排出は補助しない。主な適応は低酸素血症(酸素化の障害)や閉塞性睡眠時無呼吸で、高二酸化炭素血症(換気不全)には換気を補助するモード(PSVなど)を用いる。
【試験対策ポイント】
| モード | 換気の補助 | 自発呼吸 |
|---|---|---|
| CPAP | なし(圧を保つだけ) | 必要 |
| PSV | 吸気を設定圧で補助 | 必要 |
| SIMV | 設定回数の強制換気+自発呼吸 | あってもよい |
| A/C | 全呼吸を設定どおり換気 | 無くてもよい |
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