MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第70問

体外循環・補助循環第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第70問(体外循環・補助循環)の正答は 5 です。外部灌流型膜型肺は中空糸の外側を血液が流れる方式。

問題
外部灌流型膜型肺について誤っているのはどれか。
  1. 1. 中空糸の外側を血液が流れる。
  2. 2. 落差脱血に用いるのに適している。
  3. 3. 内部灌流型膜型肺より圧力損失が小さい。
  4. 4. 内部灌流型膜型肺より多く用いられている。
  5. 5. 血液の流れは層流になる。

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 血液の流れは層流になる。

外部灌流型膜型肺は中空糸の外側を血液が流れる方式。血液は中空糸の間を縫うように複雑(乱流的)に流れるためガス交換効率が高く、圧力損失が小さい。現在の体外循環で主流。「血液の流れは層流になる」は誤りで、正答は5番。


【各選択肢の解説】

1. 中空糸の外側を血液が流れる。
✅ 正しい。外部灌流型の定義。中空糸内はガスが流れる。
2. 落差脱血に用いるのに適している。
✅ 正しい。圧力損失が小さいため、重力(落差)による脱血に適する。
3. 内部灌流型膜型肺より圧力損失が小さい。
✅ 正しい。血液が外側を広く流れるため抵抗が小さい。
4. 内部灌流型膜型肺より多く用いられている。
✅ 正しい。ガス交換効率・低圧損から現在の主流。
5. 血液の流れは層流になる。
❌ 誤り。中空糸間を乱流的に流れ、境界層が薄くガス交換効率が高い。層流ではない。

【試験対策ポイント】

膜型肺(人工肺)の分類

方式血液の流れ特徴
外部灌流型中空糸の外側低圧損・高効率・主流
内部灌流型中空糸の内側圧損大・現在は少ない

多孔質中空糸膜が主流。長時間使用では血漿漏れ(プラズマリーク)対策に非対称膜・複合膜を用いる。

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