MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第76問

血液浄化療法装置第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第76問(血液浄化療法装置)の正答は 5 です。分離膜は用途により細孔径が異なる。

問題
最も大きな細孔をもつ分離膜はどれか。
  1. 1. 逆浸透膜
  2. 2. 透析膜
  3. 3. 限外濾過膜
  4. 4. 血漿成分分画膜
  5. 5. 血漿分離膜

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 血漿分離膜

分離膜は用途により細孔径が異なる。血漿分離膜は血球成分(赤血球・白血球・血小板)だけを阻止し、アルブミンやグロブリンを含む血漿全体を通すため、選択肢中で最も細孔が大きい。よって正答は5番。


【各選択肢の解説】

1. 逆浸透膜
❌ 誤り。イオン・低分子まで阻止する最も緻密な膜(細孔は最小)。透析用水の製造に使う。
2. 透析膜
❌ 誤り。小分子〜中分子を通すが、アルブミンは通さない。細孔は小さい。
3. 限外濾過膜
❌ 誤り。中〜大分子を分けるが血漿全体は通さない。
4. 血漿成分分画膜
❌ 誤り。血漿分離後にさらに大分子(LDL・免疫グロブリン等)と小分子(アルブミン等)を分ける膜で、血漿分離膜より細孔は小さい。
5. 血漿分離膜
✅ 正しい。血球以外の血漿成分をすべて通す=最も細孔が大きい。

【試験対策ポイント】

細孔径の大小(小→大)
逆浸透膜 < 透析膜 < 限外濾過膜 < 血漿成分分画膜 < 血漿分離膜

  • 二重濾過血漿交換(DFPP)=血漿分離膜+血漿成分分画膜の2段構成
  • 逆浸透(RO)は透析用水の清浄化に必須
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