MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第81問

医用機械工学第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第81問(医用機械工学)の正答は 2 です。ダンパは速度に比例する抵抗力を出す要素なので、抵抗力Fは

問題
速度に比例する抵抗力を発揮する機械要素(ダンパ)がある。比例定数であ るダンパ定数の次元はどれか。
  1. 1. kg・s
  2. 2. kg・s
  3. 3. kg・m・s
  4. 4. kg・m・s
  5. 5. kg・s

正答:2番

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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-08-02)— ご指摘ありがとうございました

⚠️ この問題は、選択肢の指数(右上の小さな数字)が取り込み時に失われています。そのため1・2・5がどれも「kg・s」、3・4がどれも「kg・m・s」に見える状態です。原本を確認して選択肢を復元する予定です。答えの導き方は下記のとおりで、正しい次元は kg・s⁻¹ です。

■ 正答:2番 — kg・s⁻¹(=kg/s=N・s/m)

ダンパは速度に比例する抵抗力を出す要素なので、抵抗力Fは

 F = c・v

と書ける。したがって比例定数(ダンパ定数)cは c = F / v。

力Fの次元は kg・m・s⁻²(=N)、速度vの次元は m・s⁻¹。割り算するとmが約分されて

 c = (kg・m・s⁻²) ÷ (m・s⁻¹) = kg・s⁻¹

単位で書けば kg/s、力学的な意味づけでは N・s/m(速度1 m/sあたり何Nの抵抗を出すか)。


【各選択肢の解説】

指数が失われているため、選択肢を1つずつ突き合わせることは現状できません。次元解析で kg・s⁻¹ を導き、それに一致する選択肢(2番)を選びます。

なお、mが残っている選択肢(3・4)は、F/v の計算でmが約分される時点で除外できます。次元問題は選択肢を眺めるのではなく、先に自分で次元を出してから照合するのが速く確実です。


【試験対策ポイント】

ばね・質量・ダンパ系は係数の次元で覚える

運動方程式:m・x″ + c・x′ + k・x = F

定義次元(SI基本単位)よく使う単位
質量 mkgkg
ダンパ定数 cF / v(速度に比例)kg・s⁻¹N・s/m
ばね定数 kF / x(変位に比例)kg・s⁻²N/m
力 Fmakg・m・s⁻²N
  • 次元問題は必ずSI基本単位(kg, m, s)に分解してから約分する。
  • 「加速度に比例=質量」「速度に比例=ダンパ」「変位に比例=ばね」の対応が出発点。
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、臨床工学技士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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