MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第11問

呼吸器系第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第11問(呼吸器系)の正答は 1 です。慢性閉塞性肺疾患(COPD)は肺胞破壊と気流閉塞で肺が過膨張する。

問題
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の画像所見で正しいのはどれか。 a.肺の過膨張所見 b.横隔膜の平低化 c.心陰影の拡大 d.胸骨後腔の縮小 e.肺血管陰影の増強
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — a、b

慢性閉塞性肺疾患(COPD)は肺胞破壊と気流閉塞で肺が過膨張する。胸部X線・CTでは肺の過膨張(a○)と横隔膜の平低化(b○)が特徴。選択肢1が正答。


【各選択肢の解説】

a.肺の過膨張所見 → ✅ 正しい。エアトラッピングで肺容量増大、透過性亢進。
b.横隔膜の平低化 → ✅ 正しい。過膨張で横隔膜が押し下げられ平坦化する。
c.心陰影の拡大 → ❌ 誤り。過膨張により縦に細長い滴状心(小さい心陰影)となる。
d.胸骨後腔の縮小 → ❌ 誤り。側面像で胸骨後腔は拡大する。
e.肺血管陰影の増強 → ❌ 誤り。末梢肺血管は減少し血管陰影は減弱する。

よって正しいのはa・b → 選択肢1が正答。


【試験対策ポイント】

COPDの画像=肺過膨張・横隔膜平低化・滴状心・胸骨後腔拡大・末梢血管陰影減少・肺野透過性亢進(低吸収域)。心拡大や血管陰影増強は心不全・肺うっ血の所見で、COPD(気腫)とは逆向き。

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