MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第12問

感染症第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第12問(感染症)の正答は 4 です。結核は空気感染する抗酸菌感染症で、喀痰の塗抹・培養に加えて核酸増幅法(PCR など)で速く診断できる。

問題
肺結核について正しいのはどれか。 a.肺の下部に好発する。 b.罹患率は近年減少に転じた。 c.核酸増幅法(PCR を含む)による診断が有用である。 d.ストレプトマイシンの副作用には聴力障害がある。 e.内服治療期間は1 ヶ月である。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d ✓
  5. 5. d、e

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 18.8%参考値

16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番(c・d)

結核は空気感染する抗酸菌感染症で、喀痰の塗抹・培養に加えて核酸増幅法(PCR など)で速く診断できる。治療は多剤併用で少なくとも6か月かかり、ストレプトマイシンなどのアミノグリコシド系薬には第Ⅷ脳神経障害(聴力・平衡障害)の副作用がある。


【各選択肢の解説】

a.肺の下部に好発する。
❌ 誤り。正しくは肺の上部(上葉の肺尖・後上葉区、下葉の上区)に好発する。

b.罹患率は近年減少に転じた。
❌ 誤り。正しくは日本の結核罹患率は長期にわたって減少が続いており、近年になって増加から減少に転じたわけではない。

c.核酸増幅法(PCR を含む)による診断が有用である。
✅ 正しい。培養より短時間で結核菌を検出でき、非結核性抗酸菌との区別にも使える。

d.ストレプトマイシンの副作用には聴力障害がある。
✅ 正しい。アミノグリコシド系で、内耳障害による難聴・めまいを起こす。

e.内服治療期間は1 ヶ月である。
❌ 誤り。正しくは標準治療はイソニアジド・リファンピシン・ピラジナミド・エタンブトール(またはストレプトマイシン)の4剤で2か月、その後イソニアジド・リファンピシンで4か月の計6か月である(日本結核・非結核性抗酸菌症学会)。

1. a、b
❌ 誤り。a・bとも誤り。正しくはc・dの組合せ。
2. a、e
❌ 誤り。a・eとも誤り。正しくはc・dの組合せ。
3. b、c
❌ 誤り。bは誤り。正しくはc・dの組合せ。
4. c、d
✅ 正しい。どちらも正しい記述である(=正答)。
5. d、e
❌ 誤り。eは誤り。正しくはc・dの組合せ。

【試験対策ポイント】

抗結核薬押さえる副作用
ストレプトマイシン聴力・平衡障害
エタンブトール視力障害(視神経炎)
イソニアジド末梢神経障害・肝障害
リファンピシン肝障害・尿や体液の橙赤色化
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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