MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第12問

感染症第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第12問(感染症)の正答は 4 です。肺結核は結核菌による空気感染症。

問題
肺結核について正しいのはどれか。 a.肺の下部に好発する。 b.罹患率は近年減少に転じた。 c.核酸増幅法(PCR を含む)による診断が有用である。 d.ストレプトマイシンの副作用には聴力障害がある。 e.内服治療期間は1 ヶ月である。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — c、d

肺結核は結核菌による空気感染症。診断には核酸増幅法(PCR)が有用(c○)、治療薬ストレプトマイシン(SM)の副作用に第Ⅷ脳神経障害による聴力障害がある(d○)。c・dが正しく選択肢4が正答。


【各選択肢の解説】

a.肺の下部に好発する。 → ❌ 誤り。結核は肺尖部・上葉(S1・S2)など上部に好発する。
b.罹患率は近年減少に転じた。 → ❌ 誤り。罹患率は長年継続的に減少傾向(近年になって転じたわけではない)。
c.核酸増幅法(PCR を含む)による診断が有用である。 → ✅ 正しい。迅速で感度が高い。
d.ストレプトマイシンの副作用には聴力障害がある。 → ✅ 正しい。アミノグリコシド系で第Ⅷ脳神経障害(聴覚・平衡障害)
e.内服治療期間は1 ヶ月である。 → ❌ 誤り。標準治療は6ヶ月以上(多剤併用)。

よって正しいのはc・d → 選択肢4が正答。


【試験対策ポイント】

肺結核=空気感染・上肺野好発・喀痰塗抹(抗酸菌)+PCR+培養で診断。標準治療INH+RFP+PZA+EBの4剤6ヶ月。SMの聴力障害、EBの視神経障害、RFPの尿橙色、INHの末梢神経障害など副作用も頻出。

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