MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第27問

生体電気・磁気計測第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第27問(生体電気・磁気計測)の正答は 5 です。標準12誘導の各誘導の定義を問う。

問題
標準12 誘導心電図について正しいのはどれか。
  1. 1. 第Ⅱ誘導は右足と右手間の電位差を記録する誘導である。
  2. 2. aVR 誘導はWilson の結合電極を基準とした誘導である。
  3. 3. V1~V6 の誘導は双極誘導である。
  4. 4. 標準肢誘導の間にはⅢ=Ⅰ+Ⅱの関係がある。
  5. 5. 単極肢誘導の間にはaVR + aVL + aVF = 0 の関係がある。

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 単極肢誘導の間にはaVR + aVL + aVF = 0 の関係がある。

標準12誘導の各誘導の定義を問う。単極肢誘導にはaVR+aVL+aVF=0の関係が成り立つ(5○)。第Ⅱ誘導は右手(−)と左足(+)間、aVRは増大単極肢誘導、胸部誘導は単極、標準肢誘導はⅡ=Ⅰ+Ⅲなので他は誤り。5番が正答。


【各選択肢の解説】

1. 第Ⅱ誘導は右足と右手間の電位差を記録する誘導である。
❌ 誤り。第Ⅱ誘導は右手(−)と左足(+)間の電位差。右足は接地(アース)。
2. aVR 誘導はWilson の結合電極を基準とした誘導である。
❌ 誤り。aVRはGoldbergerの増大(単極)肢誘導で、当該肢を除く結合電極を基準とする。
3. V1~V6 の誘導は双極誘導である。
❌ 誤り。胸部誘導V1〜V6は単極誘導(Wilsonの中心電極が基準)。
4. 標準肢誘導の間にはⅢ=Ⅰ+Ⅱの関係がある。
❌ 誤り。アイントーベンの三角形でⅡ=Ⅰ+Ⅲ
5. 単極肢誘導の間にはaVR + aVL + aVF = 0 の関係がある。
✅ 正しい。3つの増大単極肢誘導の和は0になる。これが正答。

【試験対策ポイント】

12誘導=標準肢誘導Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(双極、Ⅱ=Ⅰ+Ⅲ)+増大単極肢誘導aVR・aVL・aVF(和が0)+胸部誘導V1〜V6(単極)。標準感度10mm/mV、紙送り25mm/s。右足は基準(接地)電極。

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