第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第27問
生体電気・磁気計測第33回午前
第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第27問(生体電気・磁気計測)の正答は 5 です。12誘導は、双極の標準肢誘導(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)、Goldbergerの増高単極肢誘導(aVR・aVL・aVF)、Wilsonの結合電極を基準とする胸部誘導(V1〜V6)からなる。
問題
標準12 誘導心電図について正しいのはどれか。
- 1. 第Ⅱ誘導は右足と右手間の電位差を記録する誘導である。
- 2. aVR 誘導はWilson の結合電極を基準とした誘導である。
- 3. V1~V6 の誘導は双極誘導である。
- 4. 標準肢誘導の間にはⅢ=Ⅰ+Ⅱの関係がある。
- 5. 単極肢誘導の間にはaVR + aVL + aVF = 0 の関係がある。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.5%参考値
13人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 単極肢誘導の間にはaVR + aVL + aVF = 0 の関係がある。
12誘導は、双極の標準肢誘導(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)、Goldbergerの増高単極肢誘導(aVR・aVL・aVF)、Wilsonの結合電極を基準とする胸部誘導(V1〜V6)からなる。3つの単極肢誘導の電位の和は0になる。
【各選択肢の解説】
1. 第Ⅱ誘導は右足と右手間の電位差を記録する誘導である。
❌ 誤り。右足は中性(接地)電極である。正しくは、第Ⅱ誘導は右手(−)と左足(+)の間の電位差である。
❌ 誤り。右足は中性(接地)電極である。正しくは、第Ⅱ誘導は右手(−)と左足(+)の間の電位差である。
2. aVR 誘導はWilson の結合電極を基準とした誘導である。
❌ 誤り。正しくは、aVRはGoldbergerの増高単極肢誘導で、右手以外の2肢(左手・左足)の電極を抵抗で結んだ点を基準とする。Wilsonの結合電極を基準とするのは胸部誘導V1〜V6である。
❌ 誤り。正しくは、aVRはGoldbergerの増高単極肢誘導で、右手以外の2肢(左手・左足)の電極を抵抗で結んだ点を基準とする。Wilsonの結合電極を基準とするのは胸部誘導V1〜V6である。
3. V1~V6 の誘導は双極誘導である。
❌ 誤り。正しくは、Wilsonの結合電極を基準とした単極誘導である。
❌ 誤り。正しくは、Wilsonの結合電極を基準とした単極誘導である。
4. 標準肢誘導の間にはⅢ=Ⅰ+Ⅱの関係がある。
❌ 誤り。正しくはⅡ=Ⅰ+Ⅲ(Einthovenの法則)である。
❌ 誤り。正しくはⅡ=Ⅰ+Ⅲ(Einthovenの法則)である。
5. 単極肢誘導の間にはaVR + aVL + aVF = 0 の関係がある。
✅ 正しい(=正答)。aVR・aVL・aVFはそれぞれ各肢の電位から3肢の平均電位を引いたものに比例するので、3つを足すと打ち消し合って0になる。
✅ 正しい(=正答)。aVR・aVL・aVFはそれぞれ各肢の電位から3肢の平均電位を引いたものに比例するので、3つを足すと打ち消し合って0になる。
【試験対策ポイント】
| 誘導 | 種類 | 関係 |
|---|---|---|
| Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ | 双極(標準肢誘導) | Ⅱ=Ⅰ+Ⅲ |
| aVR・aVL・aVF | 単極(Goldberger) | aVR+aVL+aVF=0 |
| V1〜V6 | 単極(Wilsonの結合電極) | — |
- Ⅰ=左手−右手、Ⅱ=左足−右手、Ⅲ=左足−左手
- 右足は中性(接地)電極
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