MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第29問

生体物理・化学現象の計測第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第29問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 4 です。差圧式(微差圧)呼吸流量計は、気流抵抗体の前後に生じる圧力差から流量を求める方式で、フライシュ型(c○)とリリー型(d○)が代表。

問題
差圧式呼吸流量計に用いられているのはどれか。 a.タービン型 b.ベネディクト・ロス型 c.フライシュ型 d.リリー型 e.ローリングシール型
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — c、d

差圧式(微差圧)呼吸流量計は、気流抵抗体の前後に生じる圧力差から流量を求める方式で、フライシュ型(c○)とリリー型(d○)が代表。タービン型は回転翼式、ベネディクト・ロス型とローリングシール型は容量(気量)型スパイロメータで差圧式ではない。選択肢4が正答。


【各選択肢の解説】

a.タービン型 → ❌ 誤り。気流で回転する翼の回転数から流量を測る回転型
b.ベネディクト・ロス型 → ❌ 誤り。閉鎖回路の容量型スパイロメータ(基礎代謝測定など)。
c.フライシュ型 → ✅ 正しい。多数の細管束の層流抵抗による差圧式。
d.リリー型 → ✅ 正しい。メッシュスクリーンを抵抗体とする差圧式。
e.ローリングシール型 → ❌ 誤り。ピストン状の容量型スパイロメータ

よって差圧式はc・d → 選択肢4が正答。


【試験対策ポイント】

呼吸流量計の方式=差圧式(フライシュ型=細管の層流、リリー型=メッシュ)/熱線式(ホットワイヤ)/タービン式/超音波式。差圧式は抵抗体前後の圧差∝流量(層流域)。容量型スパイロメータ(ベネディクト・ロス、ローリングシール、ベル型)と混同しないこと。

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