第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第30問
生体物理・化学現象の計測第33回午前
第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第30問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 1 です。pH電極はガラス電極で、水素イオン濃度に応じてガラス膜の両側に生じる電位差(起電力)を、電流をほとんど流さずに測る。
問題
血液ガス測定におけるpH 電極に用いられる測定法はどれか。
- 1. ポテンショメトリック法 ✓
- 2. アンペロメトリック法
- 3. ボルタンメトリック法
- 4. インピーダンス法
- 5. ポーラログラフィ法
正答:1番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 68.8%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — ポテンショメトリック法
pH電極はガラス電極で、水素イオン濃度に応じてガラス膜の両側に生じる電位差(起電力)を、電流をほとんど流さずに測る。これがポテンショメトリック法(電位差測定法)である。
【各選択肢の解説】
1. ポテンショメトリック法
✅ 正しい(=正答)。ガラス膜の電位差はpHが1変わるごとに約59 mV(25 ℃)変わり、その電位差からpHを求める。PCO2電極(Severinghaus電極)もpH電極を使うので同じ方式。
✅ 正しい(=正答)。ガラス膜の電位差はpHが1変わるごとに約59 mV(25 ℃)変わり、その電位差からpHを求める。PCO2電極(Severinghaus電極)もpH電極を使うので同じ方式。
2. アンペロメトリック法
❌ 誤り。正しくは、一定の電圧をかけて流れる電流を測る方法で、血液ガスではPO2電極(Clark電極)の原理である。
❌ 誤り。正しくは、一定の電圧をかけて流れる電流を測る方法で、血液ガスではPO2電極(Clark電極)の原理である。
3. ボルタンメトリック法
❌ 誤り。正しくは、電極にかける電圧を変えながら電流を測る電気化学分析法で、pH電極の原理ではない。
❌ 誤り。正しくは、電極にかける電圧を変えながら電流を測る電気化学分析法で、pH電極の原理ではない。
4. インピーダンス法
❌ 誤り。正しくは、組織の電気インピーダンスの変化から呼吸(胸郭の動き)や心拍出量を求める方法で、pH測定には使わない。
❌ 誤り。正しくは、組織の電気インピーダンスの変化から呼吸(胸郭の動き)や心拍出量を求める方法で、pH測定には使わない。
5. ポーラログラフィ法
❌ 誤り。正しくは、電圧をかけて流れる電流を測るボルタンメトリーの一種で、Clark電極(PO2)はポーラログラフ式電極とも呼ばれる。pH電極の原理ではない。
❌ 誤り。正しくは、電圧をかけて流れる電流を測るボルタンメトリーの一種で、Clark電極(PO2)はポーラログラフ式電極とも呼ばれる。pH電極の原理ではない。
【試験対策ポイント】
| 電極 | 構造 | 測定法 |
|---|---|---|
| pH | ガラス電極 | ポテンショメトリック(電位差) |
| PCO2 | Severinghaus電極(pH電極を使う) | ポテンショメトリック |
| PO2 | Clark電極 | アンペロメトリック(ポーラログラフ式・電流) |
- 「電位を測る=ポテンショ」「電流を測る=アンペロ」
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