MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第35問

各種治療機器第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第35問(各種治療機器)の正答は 4 です。植込み型ペースメーカのジェネレータは前胸部皮下に植込み、電極は右房・右室(心内膜)に留置する。

問題
植込み型心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。 a.心房内にジェネレータを留置する。 b.左房に心内膜電極を留置する。 c.ICHD(NBG)コードのT はトリガを意味する。 d.刺激パルス幅は0.5 ms 前後である。 e.電極装着後の刺激閾値は不変である。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — c、d

植込み型ペースメーカのジェネレータは前胸部皮下に植込み、電極は右房・右室(心内膜)に留置する。NBGコードのTはトリガ(同期)、刺激パルス幅は0.5ms前後。正しい記述はc・dで、その組合せは4番。


【各選択肢の解説】

a.心房内にジェネレータを留置する。
❌ 誤り。ジェネレータ(本体)は前胸部の皮下ポケットに留置する。

b.左房に心内膜電極を留置する。
❌ 誤り。電極は静脈から右房・右室に留置する。左心系は動脈塞栓の危険があり用いない。

c.ICHD(NBG)コードのTはトリガを意味する。
✅ 正しい。3文字目(応答様式)でT=同期(トリガ)、I=抑制、D=両方。

d.刺激パルス幅は0.5ms前後である。
✅ 正しい。刺激パルス幅は0.4〜0.5ms程度。

e.電極装着後の刺激閾値は不変である。
❌ 誤り。植込み直後から線維化などで閾値は経時的に変化(上昇)する。

よって正しい記述はc・d → 組合せは4番が正答。


【試験対策ポイント】

NBGコード:1文字目=刺激部位、2文字目=センシング部位、3文字目=応答(I抑制/Tトリガ/D両方)。電極は右心系、本体は皮下。閾値は経時変化するため出力に安全域を設ける。

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