MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第36問

各種治療機器第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第36問(各種治療機器)の正答は 5 です。除細動器は、コンデンサに蓄えた電荷を直流のパルスとして数ms〜十数msで放電する。

問題
除細動器について正しいのはどれか。
  1. 1. 交流除細動方式が一般的である。
  2. 2. 単相性波形が一般的である。
  3. 3. 通電時間は0.1~0.5 秒である。
  4. 4. 4000 J 前後で体外通電する。
  5. 5. 体内通電時の出力は体外通電時の10~20 %程度にする。 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 70%参考値

20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 体内通電時の出力は体外通電時の10~20 %程度にする。

除細動器は、コンデンサに蓄えた電荷を直流のパルスとして数ms〜十数msで放電する。現在は二相性波形が主流で、体外通電は成人で最大360 J程度。心臓に直接当てる体内通電は、胸壁の抵抗を通らないので体外の1〜2割程度の低いエネルギーで足りる。


【各選択肢の解説】

1. 交流除細動方式が一般的である。
❌ 誤り。交流除細動は初期の方式である。正しくは、コンデンサ放電による直流(DC)除細動が一般的である。
2. 単相性波形が一般的である。
❌ 誤り。正しくは、途中で電流の向きが反転する二相性波形が主流で、単相性より低いエネルギーで除細動できる。
3. 通電時間は0.1~0.5 秒である。
❌ 誤り。0.1〜0.5秒は100〜500 msで長すぎる。正しくは数ms〜十数ms程度である。
4. 4000 J 前後で体外通電する。
❌ 誤り。正しくは、体外通電は成人で最大360 J程度(二相性ではさらに低い)である。
5. 体内通電時の出力は体外通電時の10~20 %程度にする。
✅ 正しい(=正答)。電極を心臓に直接当て胸壁の抵抗を通らないため、体外通電の1〜2割程度(数十J以下)で除細動できる。

【試験対策ポイント】

  • 除細動=直流・二相性が主流・通電は数ms〜十数ms
  • エネルギー=体外は最大360 J程度、体内は体外の1〜2割(数十J以下)
  • 心室細動には非同期で通電。心房細動などのカルディオバージョンはR波に同期させる
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