MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第37問

各種治療機器第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第37問(各種治療機器)の正答は 3 です。カテコラミンなどの心臓血管作動薬は、流量がわずかに変わるだけで血圧・心拍が変わるため、低流量を一定に正確に送る必要がある。

問題
心臓血管作動薬の静脈内持続投与時に推奨すべきものはどれか。
  1. 1. ローラ型ポンプ
  2. 2. フィンガ型ポンプ
  3. 3. シリンジ型ポンプ ✓
  4. 4. ボルメトリック型ポンプ
  5. 5. 自然滴下式

正答:3番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 100%参考値

18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — シリンジ型ポンプ

カテコラミンなどの心臓血管作動薬は、流量がわずかに変わるだけで血圧・心拍が変わるため、低流量を一定に正確に送る必要がある。注射器の押し子を一定速度で押すシリンジポンプは、低流量での精度が高く脈動も少ない。


【各選択肢の解説】

1. ローラ型ポンプ
❌ 誤り。正しくは、ローラでチューブをしごいて送る方式で、低流量の精度と脈動の少なさでシリンジポンプに劣る(人工心肺の血液ポンプにも使われる)。
2. フィンガ型ポンプ
❌ 誤り。正しくは、指状の部品でチューブを順に押す輸液ポンプの方式で、低流量の精度はシリンジポンプに劣る。
3. シリンジ型ポンプ
✅ 正しい(=正答)。押し子をねじで一定速度に押し出すので、0.1 mL/h単位の低流量を安定して持続投与できる。
4. ボルメトリック型ポンプ
❌ 誤り。正しくは、一定容積ずつ送る輸液ポンプの方式で、一般の輸液など比較的多い流量に用いる。
5. 自然滴下式
❌ 誤り。正しくは、落差と滴数で流量を合わせる方式で、点滴の高さ・血管内圧・チューブの状態で流量が変わり、精密な持続投与には向かない。

【試験対策ポイント】

方式向いている用途
シリンジポンプ微量・低流量の精密投与(循環作動薬・鎮静薬・インスリンなど)
輸液ポンプ(フィンガ型・ボルメトリック型など)一般の輸液・比較的多い流量
自然滴下精度を要さない輸液
  • シリンジポンプの注意=患者より高い位置でのサイフォニング(落差による過量注入)、押し子の外れ
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