第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第38問
第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第38問(各種治療機器)の正答は 5 です。ESWLは、体外で発生させた衝撃波を結石に集めて砕く治療で、腎結石と上部〜中部尿管結石が主な対象である。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e ✓
正答:5番
初回正答率 78.6%参考値
14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
ESWLは、体外で発生させた衝撃波を結石に集めて砕く治療で、腎結石と上部〜中部尿管結石が主な対象である。本問の公式正答では、下部尿管結石・膀胱結石・尿道結石を適応でないとしている。膀胱・尿道の結石は経尿道的に内視鏡で砕く・取り出すのが一般的である。
【各選択肢の解説】
a.上部尿管結石
❌ 誤り。「適応でない」には当たらない。正しくは、腎結石と並ぶESWLの適応である。
b.中部尿管結石
❌ 誤り。「適応でない」には当たらない。正しくは、上部と同様にESWLの適応とされる。
c.下部尿管結石
✅ 適応でない(本問の扱い)。骨盤の骨と重なり衝撃波の焦点を合わせにくく、経尿道的尿管結石破砕術(TUL)が選ばれることが多い。ただし現在の診療ガイドラインでは下部尿管結石にもESWLが治療の選択肢に挙がっており、文献により扱いが分かれる。
d.膀胱結石
✅ 適応でない。経尿道的に膀胱鏡で砕石・摘出する。
e.尿道結石
✅ 適応でない。膀胱へ押し戻して経尿道的に砕く、または摘出する。
❌ 誤り。a・bは適応である。正しくはc・d・eの組合せ。
❌ 誤り。a・bは適応である。正しくはc・d・eの組合せ。
❌ 誤り。aは適応である。正しくはc・d・eの組合せ。
❌ 誤り。bは適応である。正しくはc・d・eの組合せ。
✅ 適応でない結石の組合せである(=正答)。
【試験対策ポイント】
- ESWLの主な対象=腎結石・上部尿管結石
- 膀胱・尿道の結石=経尿道的な内視鏡治療
- ESWLができない例=妊娠・出血傾向(抗凝固薬を止められない)・結石より下流の尿路の閉塞・衝撃波の通り道の大きな動脈瘤
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