MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第49問

電気工学第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第49問(電気工学)の正答は 5 です。帯電体A・Bは点Pから長さaの糸で鉛直から45°に開いて静止している。

問題
真空中に、それぞれ電荷+Q[C]が帯電する質点A 及びB がある。これら の帯電体をそれぞれ長さa[m]の糸で点P からつるしたところ、図のように、帯電 体A、B は糸の鉛直直線に対する傾きが45°となって静止した。帯電体A、B 間に 働く力F[N]の大きさとして、正しいのはどれか。 ただし、真空の誘電率はf0[F/m]とし、糸の質量は無視できるものとする。
  1. 1. a Q rf
  2. 2. a Q rf
  3. 3. a Q rf
  4. 4. a Q rf
  5. 5. a Q rf 45° +Q[C] +Q[C] F[N] F[N] P B 糸 糸 A 45°

正答:5番

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解説
■ 正答:5番

帯電体A・Bは点Pから長さaの糸で鉛直から45°に開いて静止している。両者の水平距離(=電荷間距離)はr=2・a・sin45°=√2a。クーロンの法則よりF=Q²/(4πε₀r²)=Q²/(8πε₀a²)。この式を表すのが5番。


【各選択肢の解説】

各選択肢はクーロン力FをQ・a・ε₀で表した式(1〜5で係数・指数が異なる)。

・電荷間距離:各糸は鉛直から45°傾くので、A・Bの水平方向の開きは r=2×(a・sin45°)=2×(a/√2)=√2 a。
・クーロンの法則:F=Q²/(4πε₀r²)。
・r²=(√2a)²=2a² を代入すると F=Q²/(4πε₀・2a²)=Q²/(8πε₀a²)

1〜4
❌ 誤り。距離rの取り方(√2a)や2乗の扱いが合わない式。

5.
✅ 正しい。F=Q²/(8πε₀a²) を表す。


【試験対策ポイント】

クーロンの法則:F=Q₁Q₂/(4πε₀r²)(真空中)。幾何条件から電荷間距離rを正しく求めるのが要点。糸が鉛直と45°→左右対称で開き角90°、水平距離=√2a。張力・重力・クーロン力の力のつり合いも併せて問われる。

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