第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第50問
電気工学第33回午前
第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第50問(電気工学)の正答は 5 です。RL回路でt=0にスイッチを入れると、インダクタの電圧は初め最大でその後指数関数的に減衰する(図B)。
問題
図A の回路において、t = 0 でスイッチを入れたとき、インダクタの両端 の電圧降下の変化が図B のようになった。 この時、インダクタに流れる電流の変化を表したのはどれか。 図B 時間t 電 圧 図A
- 1.
- 2. 時間t 電 流 時間t 電 流
- 3.
- 4. 時間t 電 流 時間t 電 流
- 5. 時間t 電 流 ✓
正答:5番
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解説
■ 正答:5番
RL回路でt=0にスイッチを入れると、インダクタの電圧は初め最大でその後指数関数的に減衰する(図B)。このときインダクタ電流は0から指数関数的に増加して一定値(V/R)に飽和する。この波形を示すのが5番。
【各選択肢の解説】
RL直列回路の過渡現象:
・スイッチ投入直後、電流は流れずインダクタに全電圧がかかる(電圧最大)。
・時間とともに電流が増え、インダクタ電圧 v_L=V・e^(−t/τ) と指数減衰する(図B)。
・電流は i(t)=(V/R)(1−e^(−t/τ)) と、0から指数関数的に増加して V/R に飽和する(τ=L/R)。
1〜4
❌ 誤り。減少する、直線的に変化する、あるいは一定値から始まるなど、0からの指数関数的な立ち上がりを表さない。
5.
✅ 正しい。0から指数関数的に増加し一定値に漸近する電流波形。
【試験対策ポイント】
RL回路:時定数τ=L/R。電圧が指数減衰↔電流が指数的に立ち上がる(相補的)。RC回路(τ=RC)と対で整理:インダクタは「電流が連続的に変化・電圧は急変しうる」(コンデンサと逆の性質)。
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