MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第50問

電気工学第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第50問(電気工学)の正答は 5 です。図Aは電源・スイッチ・抵抗R・インダクタLの直列回路。

問題
図A の回路において、t=0 でスイッチを入れたとき、インダクタの両端の電圧降下の変化が図B のようになった。 この時、インダクタに流れる電流の変化を表したのはどれか。
第33回午前第50問 図
  1. 1. 図のグラフ1
  2. 2. 図のグラフ2
  3. 3. 図のグラフ3
  4. 4. 図のグラフ4
  5. 5. 図のグラフ5 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 66.7%参考値

12人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 図のグラフ5

図Aは電源・スイッチ・抵抗R・インダクタLの直列回路。インダクタの電圧は v_L=L·di/dt=電流の傾きに比例する。図Bでv_Lが投入直後に最大で、その後0へ減っていく=電流の傾きが最初に最大でだんだん0になる=0から立ち上がって一定値に落ち着く波形(5)。

式:電源電圧E、τ=L/Rとして

  • i(t)=(E/R)(1-e^(-t/τ))
  • v_L(t)=E·e^(-t/τ)(図Bの形)

【各選択肢の解説】

1. 図のグラフ1
❌ 誤り。インダクタの電圧と同じ形(最大から減衰)。正しくはインダクタは電流の急変を妨げるので、投入直後の電流は0から始まる。
2. 図のグラフ2
❌ 誤り。傾きが時間とともに大きくなり続ける形。正しくは電流の傾きは図Bの電圧に比例して小さくなり、一定値E/Rに落ち着く。
3. 図のグラフ3
❌ 誤り。傾き一定の直線は、インダクタの電圧が一定のとき(抵抗がない場合)の形。正しくは電圧が減衰するので傾きもしだいに小さくなる。
4. 図のグラフ4
❌ 誤り。投入直後に電流が跳び上がり、後で0に落ちる形。正しくは電流は0から連続的に増えて一定値に近づく。
5. 図のグラフ5
✅ 正しい。0から始まり、最初の傾きが最大で、しだいに一定値E/Rに近づく。図Bの電圧(=傾き)の変化と一致する。

【試験対策ポイント】

RL回路(インダクタ)RC回路(コンデンサ)
急変しないもの電流電圧
投入直後電流0・v_L=E電流E/R・v_C=0
時定数L/RRC
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