第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第66問
生体物理・化学現象の計測第33回午前
第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第66問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 5 です。パルスオキシメータは、動脈の拍動で変わる吸光度(脈波成分)だけを取り出してSpO₂を計算する。
問題
パルスオキシメータについて正しいのはどれか。
- 1. 紫外光を用いる。
- 2. 使用前に既知の値と比較して調整する。
- 3. 酸素ヘモグロビンと脱酸素ヘモグロビンの比を表示する。
- 4. プローブ(センサ)は使用前に滅菌する。
- 5. 脈波が検出されていることを確認する。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 35.7%参考値
14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 脈波が検出されていることを確認する。
パルスオキシメータは、動脈の拍動で変わる吸光度(脈波成分)だけを取り出してSpO₂を計算する。脈波が取れていなければ値は信用できないので、測定時は脈波が検出されていることを確かめる。
【各選択肢の解説】
1. 紫外光を用いる。
❌ 誤り。紫外光は使わない。正しくは赤色光(約660 nm)と赤外光(約900〜940 nm)の2波長を使い、酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビンの吸光の違いを利用する。
❌ 誤り。紫外光は使わない。正しくは赤色光(約660 nm)と赤外光(約900〜940 nm)の2波長を使い、酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビンの吸光の違いを利用する。
2. 使用前に既知の値と比較して調整する。
❌ 誤り。使用者が使用前に較正する必要はない。正しくは、健常者のデータから作った較正曲線が機器に組み込まれており、そのまま測定する。
❌ 誤り。使用者が使用前に較正する必要はない。正しくは、健常者のデータから作った較正曲線が機器に組み込まれており、そのまま測定する。
3. 酸素ヘモグロビンと脱酸素ヘモグロビンの比を表示する。
❌ 誤り。2つの比(酸素Hb÷脱酸素Hb)ではない。正しくは酸素Hb÷(酸素Hb+脱酸素Hb)×100=ヘモグロビン全体に占める酸素Hbの割合(SpO₂、%)を表示する。
❌ 誤り。2つの比(酸素Hb÷脱酸素Hb)ではない。正しくは酸素Hb÷(酸素Hb+脱酸素Hb)×100=ヘモグロビン全体に占める酸素Hbの割合(SpO₂、%)を表示する。
4. プローブ(センサ)は使用前に滅菌する。
❌ 誤り。皮膚に付けるだけの非侵襲の器具なので滅菌は要らない。正しくは再使用のプローブは清拭・消毒し、単回使用のプローブは使い捨てる。
❌ 誤り。皮膚に付けるだけの非侵襲の器具なので滅菌は要らない。正しくは再使用のプローブは清拭・消毒し、単回使用のプローブは使い捨てる。
5. 脈波が検出されていることを確認する。
✅ 正しい。体動や末梢の循環不全で脈波が乱れると誤った値になるため、脈波を確かめてから値を読む(=正答)。
✅ 正しい。体動や末梢の循環不全で脈波が乱れると誤った値になるため、脈波を確かめてから値を読む(=正答)。
【試験対策ポイント】
- 2波長(赤色光・赤外光)の吸光度の比からSpO₂を求める
- 拍動で変わる成分(動脈血)だけを取り出す=脈波が前提
- 誤差の原因:体動・末梢循環不全・マニキュア・強い外光・異常ヘモグロビン
- 一酸化炭素ヘモグロビンは酸素Hbと区別できず、SpO₂が高く出る
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