第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第67問
呼吸療法装置第33回午前
第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第67問(呼吸療法装置)の正答は 3 です。回路にリークがあると患者に届く換気量が減り、低換気で二酸化炭素がたまる=高二酸化炭素血症になる。
問題
調節換気において、人工呼吸器の異常と有害事象との組合せで誤っているのはどれか。
- 1. 弁の開放不全 ― 圧損傷
- 2. 呼吸流路の屈曲 ― 換気の異常
- 3. 呼吸回路内のリーク ― 低二酸化炭素血症 ✓
- 4. 加温加湿器の停止 ― 喀痰の硬化
- 5. 吸入気酸素濃度の異常上昇 ― 酸素中毒
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 85.7%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 呼吸回路内のリーク ― 低二酸化炭素血症
回路にリークがあると患者に届く換気量が減り、低換気で二酸化炭素がたまる=高二酸化炭素血症になる。低二酸化炭素血症は過換気で起こるもので、向きが逆の組合せである。
【各選択肢の解説】
1. 弁の開放不全 ― 圧損傷
✅ 正しい。呼気弁が開かないと吐き出せず気道内圧が上がり続け、気胸などの圧損傷を起こす。
✅ 正しい。呼気弁が開かないと吐き出せず気道内圧が上がり続け、気胸などの圧損傷を起こす。
2. 呼吸流路の屈曲 ― 換気の異常
✅ 正しい。回路が折れ曲がると流れが妨げられ、換気量の低下や気道内圧の上昇が起こる。
✅ 正しい。回路が折れ曲がると流れが妨げられ、換気量の低下や気道内圧の上昇が起こる。
3. 呼吸回路内のリーク ― 低二酸化炭素血症
❌ 誤り(=正答)。リークでは換気量が減り二酸化炭素が排出されにくくなる。正しくはリーク ― 低換気(高二酸化炭素血症)である。
❌ 誤り(=正答)。リークでは換気量が減り二酸化炭素が排出されにくくなる。正しくはリーク ― 低換気(高二酸化炭素血症)である。
4. 加温加湿器の停止 ― 喀痰の硬化
✅ 正しい。乾いたガスが気道に入り、分泌物が乾燥して硬くなり、気道や気管チューブの閉塞につながる。
✅ 正しい。乾いたガスが気道に入り、分泌物が乾燥して硬くなり、気道や気管チューブの閉塞につながる。
5. 吸入気酸素濃度の異常上昇 ― 酸素中毒
✅ 正しい。高濃度の酸素を続けて吸うと、活性酸素による肺の障害(酸素中毒)を起こす。
✅ 正しい。高濃度の酸素を続けて吸うと、活性酸素による肺の障害(酸素中毒)を起こす。
【試験対策ポイント】
| 異常 | 起こること |
|---|---|
| リーク・回路の外れ | 換気量低下→高二酸化炭素血症・低酸素 |
| 回路の屈曲・閉塞 | 換気量低下・気道内圧上昇 |
| 呼気弁が開かない | 気道内圧上昇→圧損傷 |
| 加温加湿の停止 | 分泌物の乾燥・硬化 |
| 高濃度酸素 | 酸素中毒 |
「リーク=換気が減る=CO₂がたまる」と向きで覚える。
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