MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第71問

体外循環・補助循環第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第71問(体外循環・補助循環)の正答は 2 です。体外循環中に血中カリウム上昇を来すのはa.

問題
人工心肺による体外循環時に血中カリウム値の上昇を来すのはどれか。 a.溶 血 b.代謝性アルカローシス c.インスリン投与 d.低体温 e.心筋保護液注入
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:2番

体外循環中に血中カリウム上昇を来すのはa.溶血とe.心筋保護液注入。溶血で赤血球内Kが放出され、高K濃度の心筋保護液投与でもKが上昇する。組合せは選択肢2。


【各選択肢の解説】

a.溶血 → ✅ 正しい。赤血球破壊で細胞内Kが血中へ放出され高K血症。
b.代謝性アルカローシス → ❌ 誤り。アルカローシスではKが細胞内へ移動し低K傾向。
c.インスリン投与 → ❌ 誤り。インスリンはKを細胞内へ取り込み低下させる(GI療法)。
d.低体温 → ❌ 誤り。K上昇の主因ではない。
e.心筋保護液注入 → ✅ 正しい。高濃度K含有の心筋保護液で血中Kが上昇する。

よって上昇を来すのはa・e → 選択肢2が正答。


【試験対策ポイント】

血清カリウムを上げる/下げる要因:

上げる下げる
溶血・組織崩壊アルカローシス
アシドーシスインスリン(GI療法)
高K心筋保護液β刺激薬
腎不全(排泄↓)利尿薬

高K血症は心停止(心室細動・徐脈)の危険。体外循環では溶血と心筋保護液に注意。

📗 \ この分野をまとめて理解する /
「生体機能代行装置学」の国試ノート(要点整理・無料)
呼吸療法・体外循環・血液浄化の3装置の原理と管理を横断整理。
▶ 生体機能代行装置学ノートを無料で読む
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、臨床工学技士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第33回 全問一覧

▶ 体外循環・補助循環 の過去問一覧

スポンサーリンク