MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第73問

呼吸器系第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第73問(呼吸器系)の正答は 4 です。pH 7.69 は強いアルカレミア。

問題
動脈血のpH 7.69、PCO₂ 28 mmHg、〔HCO₃⁻〕33 mEq/L の病態を示すのはどれか。
  1. 1. 呼吸性アルカローシス
  2. 2. 呼吸性アシドーシス
  3. 3. 代謝性アシドーシス
  4. 4. 呼吸性アルカローシスと代謝性アルカローシスの混合障害 ✓
  5. 5. 呼吸性アシドーシスと代謝性アシドーシスの混合障害

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 54.5%参考値

11人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番 — 呼吸性アルカローシスと代謝性アルカローシスの混合障害

pH 7.69 は強いアルカレミア。PCO₂ 28 mmHg(低い=呼吸性アルカローシス側)と HCO₃⁻ 33 mEq/L(高い=代謝性アルカローシス側)がどちらもアルカリ側に動いており、片方が他方を代償しているのではなく両方が重なった混合障害である。


【各選択肢の解説】

1. 呼吸性アルカローシス
❌ 誤り。呼吸性アルカローシス単独なら、腎の代償でHCO₃⁻は正常か低下する。正しくはHCO₃⁻ 33の上昇は代謝性アルカローシスが加わっていることを示し、混合障害である。
2. 呼吸性アシドーシス
❌ 誤り。PCO₂は28 mmHgと低下している。正しくはPCO₂の低下は呼吸性アルカローシスを示す。
3. 代謝性アシドーシス
❌ 誤り。HCO₃⁻は33 mEq/Lと上昇している。正しくはHCO₃⁻の上昇は代謝性アルカローシスを示す。
4. 呼吸性アルカローシスと代謝性アルカローシスの混合障害
✅ 正しい。PCO₂低下とHCO₃⁻上昇の両方がpHを上げる向きに働き、pH 7.69まで上がっている(=正答)。
5. 呼吸性アシドーシスと代謝性アシドーシスの混合障害
❌ 誤り。pHはアルカリ側で、PCO₂もHCO₃⁻もアシドーシスの向きではない。正しくは両方がアルカローシスの向きである。

【試験対策ポイント】

読み方(基準:pH 7.40/PCO₂ 40 mmHg/HCO₃⁻ 24 mEq/L)

1. pH:7.45より上=アルカレミア

2. PCO₂:低い=呼吸性アルカローシス、高い=呼吸性アシドーシス

3. HCO₃⁻:高い=代謝性アルカローシス、低い=代謝性アシドーシス

4. PCO₂とHCO₃⁻がpHを逆向きに動かす=代償、同じ向き=混合

検算(ヘンダーソン・ハッセルバルヒの式):pH=6.1+log(33÷(0.03×28))=6.1+log 39.3≒7.69

📗 MEカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「臨床医学総論」でまとめて復習できます。臓器系別(循環・呼吸・腎・感染ほか)の臨床医学を国試の粒度で整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

ME国試ノート 頻出だけを、1冊に。 9分野・全33章/過去問9回分(第31〜39回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 医学概論は無料 ▶ 「臨床医学総論」第3章を開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 9分野・全33章。医学概論は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第33回 全問一覧

▶ 呼吸器系 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)