MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第73問

呼吸器系第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第73問(呼吸器系)の正答は 4 です。pH 7.69は著明なアルカローシス。

問題
動脈血のpH 7.69、PCO2 28 mmHg、〔HCO3 -〕33 mEq/L の病態を示すの はどれか。
  1. 1. 呼吸性アルカローシス
  2. 2. 呼吸性アシドーシス
  3. 3. 代謝性アシドーシス
  4. 4. 呼吸性アルカローシスと代謝性アルカローシスの混合障害
  5. 5. 呼吸性アシドーシスと代謝性アシドーシスの混合障害

正答:4番

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解説
■ 正答:4番

pH 7.69は著明なアルカローシス。PCO2 28mmHg(低値=呼吸性アルカローシス要素)とHCO3⁻ 33mEq/L(高値=代謝性アルカローシス要素)が両方ともアルカローシス方向に働いており、呼吸性アルカローシスと代謝性アルカローシスの混合障害。選択肢4が正答。


【各選択肢の解説】

1. 呼吸性アルカローシス → ❌ 誤り。PCO2低下だけでは代謝性の要素(HCO3⁻高値)を説明できず単独ではない。

2. 呼吸性アシドーシス → ❌ 誤り。PCO2は低下(アルカローシス方向)でアシドーシスではない。

3. 代謝性アシドーシス → ❌ 誤り。HCO3⁻は上昇でアシドーシスではない。

4. 呼吸性アルカローシスと代謝性アルカローシスの混合障害 → ✅ 正しい。PCO2低下(呼吸性)+HCO3⁻上昇(代謝性)が重なりpH 7.69の高度アルカレミア。

5. 呼吸性アシドーシスと代謝性アシドーシスの混合障害 → ❌ 誤り。値はいずれもアルカローシス方向。

【試験対策ポイント】

酸塩基平衡の読み方(正常:pH7.40/PCO2 40/HCO3⁻ 24):

1. pHで酸血症(<7.35)かアルカレミア(>7.45)か

2. PCO2:↑=呼吸性アシドーシス、↓=呼吸性アルカローシス

3. HCO3⁻:↓=代謝性アシドーシス、↑=代謝性アルカローシス

4. PCO2とHCO3⁻の向きから代償か混合かを判定

本問は両方がアルカローシス側=混合性アルカローシス。

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