MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第76問

血液浄化療法装置第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第76問(血液浄化療法装置)の正答は 4 です。維持透析(長期反復使用)のバスキュラーアクセスとして適切でないのは動脈直接穿刺法。

問題
維持透析用として適切でないバスキュラーアクセスはどれか。
  1. 1. 自己血管内シャント
  2. 2. 人工血管内シャント
  3. 3. 動脈表在化法
  4. 4. 動脈直接穿刺法
  5. 5. 静脈カテーテル法

正答:4番

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解説
■ 正答:4番

維持透析(長期反復使用)のバスキュラーアクセスとして適切でないのは動脈直接穿刺法。毎回動脈を直接刺すのは合併症が多く維持透析には不向き。選択肢4が正答。


【各選択肢の解説】

1. 自己血管内シャント(AVF) → ✅ 適切。第一選択で長期開存性が良く感染も少ない。

2. 人工血管内シャント(AVG) → ✅ 適切。自己血管が使えない場合の標準的選択。

3. 動脈表在化法 → ✅ 適切。上腕動脈などを皮下に浅く移動し穿刺しやすくする(心不全でシャント困難例に)。

4. 動脈直接穿刺法 → ❌ 不適切。毎回の動脈直接穿刺は出血・仮性動脈瘤等の合併症が多く維持透析に不向き。

5. 静脈カテーテル法 → ✅ 適切。長期留置カテーテルとして維持透析にも使用可能。

【試験対策ポイント】

バスキュラーアクセスの優先順位:

1. 自己血管内シャント(AVF)=第一選択・最良の開存性

2. 人工血管内シャント(AVG)

3. 動脈表在化・長期留置カテーテル

維持透析に不適:動脈直接穿刺。
シャント合併症:狭窄・閉塞・感染・スチール症候群・過剰血流による心不全。

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