MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第76問

血液浄化療法装置第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第76問(血液浄化療法装置)の正答は 4 です。維持透析のバスキュラーアクセスは、週3回の穿刺を長期に続けられることが条件。

問題
維持透析用として適切でないバスキュラーアクセスはどれか。
  1. 1. 自己血管内シャント
  2. 2. 人工血管内シャント
  3. 3. 動脈表在化法
  4. 4. 動脈直接穿刺法 ✓
  5. 5. 静脈カテーテル法

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 60%参考値

15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 動脈直接穿刺法

維持透析のバスキュラーアクセスは、週3回の穿刺を長期に続けられることが条件。動脈直接穿刺は緊急時や一時的な脱血に使う方法で、毎回動脈を刺すと血腫・仮性動脈瘤・動脈の損傷が重なるため維持透析には適さない。


【各選択肢の解説】

1. 自己血管内シャント
✅ 適切である。自分の動脈と静脈をつないだもので、開存が長く感染も少ない第一選択である。
2. 人工血管内シャント
✅ 適切である。自己の静脈が使えない場合に人工血管で動脈と静脈をつなぐ。
3. 動脈表在化法
✅ 適切である。深い動脈(上腕動脈など)を皮下の浅い所に移して穿刺しやすくする。心機能が悪くシャントの負荷に耐えられない例などに用いる。
4. 動脈直接穿刺法
❌ 適切でない(=正答)。毎回の動脈穿刺は出血・血腫・仮性動脈瘤を起こしやすく、長く続けられない。正しくは緊急時や一時的なアクセスとして使う方法である。
5. 静脈カテーテル法
✅ 適切である。皮下トンネルを通したカフ付きの長期留置カテーテルは、シャントが作れない例の維持透析に用いる。

【試験対策ポイント】

アクセス位置づけ
自己血管内シャント第一選択
人工血管内シャント自己の静脈が使えないとき
動脈表在化心機能が悪いなどでシャントを避けたいとき
長期留置カテーテル上のどれも作れないとき
動脈直接穿刺緊急・一時的(維持透析には使わない)
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