第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第78問
第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第78問(血液浄化療法装置)の正答は 2 です。透析装置が連続で見張るのは、透析液圧(除水・TMPの管理)・透析液温度(溶血などの防止)・電気伝導度(濃度の異常)。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:2番
初回正答率 55.6%参考値
18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
透析装置が連続で見張るのは、透析液圧(除水・TMPの管理)・透析液温度(溶血などの防止)・電気伝導度(濃度の異常)。浸透圧やNa濃度は個別に連続測定せず、電解質の総量を反映する電気伝導度で代わりに監視する。
【各選択肢の解説】
a.透析液圧
✅ 連続監視する。血液側の圧との差(膜間圧力差、TMP)で除水を管理し、回路の異常を見つける。
b.透析液温度
✅ 連続監視する。高温は溶血の原因、低温は寒気や不快の原因になるため、温度を見張る。
c.透析液浸透圧
❌ 連続監視しない。正しくは浸透圧の大部分を決める電解質の濃度を、電気伝導度で連続監視する。
d.透析液Na 濃度
❌ 連続監視しない。正しくはNa濃度を直接連続測定するのでなく、電解質全体の濃度を反映する電気伝導度で監視する。
e.透析液電気伝導度
✅ 連続監視する。原液と水の混合の誤り(薄すぎ・濃すぎ)を電気伝導度で検出する。
❌ 誤り。c(浸透圧)は連続監視しない。正しくはa・b・eの組合せ。
✅ 正しい。透析液圧・温度・電気伝導度の3つがそろう(=正答)。
❌ 誤り。d(Na濃度)は連続監視しない。正しくはa・b・eの組合せ。
❌ 誤り。c・dは連続監視しない。正しくはa・b・eの組合せ。
❌ 誤り。c・dは連続監視しない。正しくはa・b・eの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 監視項目 | 防ぐもの |
|---|---|
| 電気伝導度 | 濃度の異常(溶血・電解質異常) |
| 透析液温度 | 溶血・低体温 |
| 透析液圧・静脈圧・TMP | 除水の誤り・回路の異常 |
| 気泡検知器 | 空気の混入 |
| 漏血検知器 | ダイアライザの破損 |
電気伝導度は「濃度の代わりの指標」として連続監視する。
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