MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第6問

人体の構造と機能第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第6問(人体の構造と機能)の正答は 5 です。ヘマトクリット(Ht)は全血液に対する赤血球(血球)の容積比を指す。

問題
誤っているのはどれか。
  1. 1. 単球は貪食能をもつ。
  2. 2. 赤血球の寿命は約120 日である。
  3. 3. 第Ⅶ凝固因子は外因系凝固に関与する。
  4. 4. 血漿タンパク質で最も多いのはアルブミンである。
  5. 5. 全血液に対する血漿の容積比をヘマトクリットという。

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 全血液に対する血漿の容積比をヘマトクリットという。

ヘマトクリット(Ht)は全血液に対する赤血球(血球)の容積比を指す。血漿ではないので5番が誤り。他の記述は血液の正常な生理として正しい。


【各選択肢の解説】

1. 単球は貪食能をもつ。
✅ 正しい。単球は組織でマクロファージに分化し貪食・抗原提示を行う。
2. 赤血球の寿命は約120日である。
✅ 正しい。老化赤血球は主に脾臓で破壊される。
3. 第Ⅶ凝固因子は外因系凝固に関与する。
✅ 正しい。組織因子(第Ⅲ因子)と第Ⅶ因子が外因系の起点。
4. 血漿タンパク質で最も多いのはアルブミンである。
✅ 正しい。膠質浸透圧の維持や物質運搬を担う。
5. 全血液に対する血漿の容積比をヘマトクリットという。
❌ 誤り。ヘマトクリットは全血液に対する赤血球の容積比。血漿ではない。

【試験対策ポイント】

  • ヘマトクリット:赤血球容積比。基準は男約45%、女約40%。
  • 血液の組成:血球(赤・白・血小板)約45%+血漿約55%。
  • 凝固系:外因系=組織因子+第Ⅶ(PTで評価)、内因系=第Ⅻ・Ⅺ・Ⅸ・Ⅷ(APTTで評価)、共通路で第Ⅹ→トロンビン。
  • 血漿タンパク:アルブミン>グロブリン>フィブリノゲン。
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