MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第7問

人体の構造と機能第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第7問(人体の構造と機能)の正答は 4 です。糸球体濾過量(GFR)の推定には、糸球体で自由に濾過され、尿細管でほとんど再吸収されない物質を使う。

問題
腎糸球体濾過量推定に有用な物質はどれか。
  1. 1. ブドウ糖
  2. 2. アミノ酸
  3. 3. Na⁺
  4. 4. クレアチニン ✓
  5. 5. Ca²⁺

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 94.1%参考値

17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — クレアチニン

糸球体濾過量(GFR)の推定には、糸球体で自由に濾過され、尿細管でほとんど再吸収されない物質を使う。筋肉からほぼ一定量つくられるクレアチニンの血清濃度に年齢・性別を加えて推算GFR(eGFR)を求める。


【各選択肢の解説】

1. ブドウ糖
❌ 誤り。濾過されたブドウ糖は近位尿細管でほぼ全部再吸収されるため、濾過量の推定に使えない。正しくは、GFR推定にはクレアチニンを使う。
2. アミノ酸
❌ 誤り。アミノ酸も近位尿細管でほぼ全部再吸収される。正しくは、GFR推定にはクレアチニンを使う。
3. Na⁺
❌ 誤り。濾過されたNa⁺の大部分は尿細管で再吸収され、アルドステロンなどのホルモンで量が調節される。正しくは、GFR推定にはクレアチニンを使う。
4. クレアチニン
✅ 正しい。筋肉でほぼ一定量つくられ、糸球体で濾過されたあと再吸収をほとんど受けない(わずかに分泌される)ため、血清濃度がGFRの目安になる(=正答)。
5. Ca²⁺
❌ 誤り。Ca²⁺は尿細管で再吸収され、副甲状腺ホルモンで調節される。正しくは、GFR推定にはクレアチニンを使う。

【試験対策ポイント】

  • GFR測定の基準物質=イヌリン(濾過のみで再吸収・分泌なし)
  • 日常診療の推定=血清クレアチニン+年齢・性別からeGFR。筋肉量の影響を受けにくいシスタチンCも使われる
  • 濾過された後ほぼ全部再吸収されるもの:ブドウ糖・アミノ酸
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