MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第10問

呼吸器系第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第10問(呼吸器系)の正答は 4 です。サルコイドーシスは原因不明の全身性肉芽腫性疾患で、胸部X線での両側肺門リンパ節腫脹(BHL)が特徴的(c)。

問題
肺サルコイドーシスについて正しいのはどれか。 a.高カリウム血症がみられることが多い。 b.血清アンギオテンシン変換酵素が低下することが多い。 c.胸部単純X 線写真の両側肺門リンパ節腫脹が特徴的所見である。 d.組織生検にて非乾酪性類上皮細胞肉芽腫がみられる。 e.自然治癒は稀である。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — c、d

サルコイドーシスは原因不明の全身性肉芽腫性疾患で、胸部X線での両側肺門リンパ節腫脹(BHL)が特徴的(c)。組織では乾酪壊死を伴わない非乾酪性類上皮細胞肉芽腫がみられる(d)。よって正しいのはc・dで4番。


【各選択肢の解説】

a. 高カリウム血症がみられることが多い → ❌ 誤り。サルコイドーシスでみられるのは高カルシウム血症(活性型ビタミンD産生亢進による)。

b. 血清アンギオテンシン変換酵素が低下 → ❌ 誤り。ACEはむしろ上昇し、活動性の指標となる。

c. 両側肺門リンパ節腫脹(BHL)が特徴的所見 → ✅ 正しい。胸部単純X線の代表所見。

d. 非乾酪性類上皮細胞肉芽腫 → ✅ 正しい。乾酪壊死を伴う結核との鑑別点。

e. 自然治癒は稀 → ❌ 誤り。多くは自然寛解し予後良好なことが多い。

よって正しいのはc・d → 選択肢4番が正答。


【試験対策ポイント】

  • サルコイドーシス:両側肺門リンパ節腫脹(BHL)・非乾酪性肉芽腫・血清ACE↑・血清/尿中Ca↑・ツベルクリン反応陰転化。
  • 眼(ぶどう膜炎)・皮膚・心(不整脈)など多臓器を侵す。
  • 結核との違い=乾酪壊死なし
  • 多くは自然寛解、進行例にステロイド。
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