MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第12問

人体の構造と機能第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第12問(人体の構造と機能)の正答は 5 です。血圧=心拍出量×末梢血管抵抗。

問題
血圧上昇の機序として誤っているのはどれか。 a.交感神経の緊張 b.心拍出量の増加 c.遺伝的素因 d.血管拡張 e.腎臓からのナトリウム排泄増加
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — d、e

血圧=心拍出量×末梢血管抵抗。交感神経緊張(a)や心拍出量増加(b)は血圧を上げ、遺伝的素因(c)も血圧上昇に関与する。一方、血管拡張(d)は末梢抵抗を下げ血圧を低下させ、腎からのナトリウム排泄増加(e)は循環血液量を減らし血圧を低下させる。したがって血圧上昇の機序として誤っているのはd・eで5番。


【各選択肢の解説】

a. 交感神経の緊張 → ✅ 血圧を上げる機序として正しい。血管収縮・心拍出量増加。

b. 心拍出量の増加 → ✅ 血圧を上げる機序として正しい。

c. 遺伝的素因 → ✅ 血圧を上げる要因として正しい。本態性高血圧では遺伝的背景が関与。

d. 血管拡張 → ❌ 誤り。末梢血管抵抗が低下し血圧は下がる

e. 腎臓からのナトリウム排泄増加 → ❌ 誤り。体液量が減り血圧は下がる(利尿薬の降圧機序)。

よって血圧上昇の機序として誤っているのはd・e → 選択肢5番が正答。


【試験対策ポイント】

  • 血圧=心拍出量 × 末梢血管抵抗
  • 上げる:交感神経緊張、レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系、Na・体液貯留、血管収縮。
  • 下げる:血管拡張、Na利尿、副交感優位。
  • 降圧薬:利尿薬(Na排泄↑)、Ca拮抗薬・ARB/ACE阻害薬(血管拡張)、β遮断薬(心拍出量↓)。
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