MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第13問

循環器系第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第13問(循環器系)の正答は 3 です。拡張期心雑音は、拡張期に血流の異常が生じる弁膜症で聴取される。

問題
拡張期心雑音が聴取されるのはどれか。 a.僧帽弁閉鎖不全症 b.僧帽弁狭窄症 c.大動脈弁閉鎖不全症 d.大動脈弁狭窄症 e.三尖弁閉鎖不全症
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — b、c

拡張期心雑音は、拡張期に血流の異常が生じる弁膜症で聴取される。僧帽弁狭窄症(b)は拡張期に左房→左室への流入が障害され拡張期ランブルを生じる。大動脈弁閉鎖不全症(c)は拡張期に大動脈から左室へ逆流し拡張期灌水様雑音を生じる。よって正しいのはb・cで3番。


【各選択肢の解説】

a. 僧帽弁閉鎖不全症 → ❌ 収縮期雑音(収縮期に左室→左房へ逆流)。

b. 僧帽弁狭窄症 → ✅ 拡張期雑音(拡張期の流入障害=拡張期ランブル)。

c. 大動脈弁閉鎖不全症 → ✅ 拡張期雑音(拡張期の逆流)。

d. 大動脈弁狭窄症 → ❌ 収縮期雑音(収縮期の駆出障害)。

e. 三尖弁閉鎖不全症 → ❌ 収縮期雑音(収縮期の右室→右房逆流)。

よって拡張期雑音はb・c → 選択肢3番が正答。


【試験対策ポイント】

弁膜症と心雑音のタイミング。

弁膜症雑音のタイミング
大動脈弁狭窄(AS)収縮期
僧帽弁閉鎖不全(MR)収縮期
大動脈弁閉鎖不全(AR)拡張期
僧帽弁狭窄(MS)拡張期
  • 覚え方:「狭窄は血流が通る時、閉鎖不全は逆流する時に雑音」。
  • 半月弁(大動脈・肺動脈)は収縮期に開くので狭窄=収縮期。房室弁(僧帽・三尖)は拡張期に開くので狭窄=拡張期。
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