MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第13問

循環器系第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第13問(循環器系)の正答は 3 です。雑音は「開くべき弁が狭くて通りにくい」か「閉じるべき弁が閉じずに逆流する」ときに出る。

問題
拡張期心雑音が聴取されるのはどれか。 a.僧帽弁閉鎖不全症 b.僧帽弁狭窄症 c.大動脈弁閉鎖不全症 d.大動脈弁狭窄症 e.三尖弁閉鎖不全症
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c ✓
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:3番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 61.5%参考値

13人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番(b・c)

雑音は「開くべき弁が狭くて通りにくい」か「閉じるべき弁が閉じずに逆流する」ときに出る。拡張期に開くのは房室弁(僧帽弁・三尖弁)、閉じるのは半月弁(大動脈弁・肺動脈弁)なので、拡張期雑音は房室弁の狭窄と半月弁の閉鎖不全で生じる。


【各選択肢の解説】

a.僧帽弁閉鎖不全症
❌ 拡張期雑音ではない。正しくは収縮期に左室から左房へ逆流する収縮期雑音(全収縮期雑音)である。

b.僧帽弁狭窄症
✅ 拡張期雑音を生じる。拡張期に左房から左室へ流入する血液が狭い弁口を通るため、拡張期ランブルが聴かれる。

c.大動脈弁閉鎖不全症
✅ 拡張期雑音を生じる。拡張期に大動脈から左室へ逆流し、拡張期灌水様雑音が聴かれる。

d.大動脈弁狭窄症
❌ 拡張期雑音ではない。正しくは収縮期に左室から大動脈へ駆出される血液が狭い弁口を通る収縮期雑音(駆出性)である。

e.三尖弁閉鎖不全症
❌ 拡張期雑音ではない。正しくは収縮期に右室から右房へ逆流する収縮期雑音である。

1. a、b
❌ 誤り。aは収縮期雑音。正しくはb・cの組合せである。
2. a、e
❌ 誤り。a・eはどちらも収縮期雑音。正しくはb・cの組合せである。
3. b、c
✅ 正しい(=正答)。どちらも拡張期雑音を生じる。
4. c、d
❌ 誤り。dは収縮期雑音。正しくはb・cの組合せである。
5. d、e
❌ 誤り。d・eはどちらも収縮期雑音。正しくはb・cの組合せである。

【試験対策ポイント】

弁狭窄閉鎖不全
房室弁(僧帽弁・三尖弁)拡張期収縮期
半月弁(大動脈弁・肺動脈弁)収縮期拡張期
  • 狭窄は「弁が開く時期」、閉鎖不全は「弁が閉じる時期」に雑音が出る
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