第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第15問
神経・筋肉系第33回午後
第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第15問(神経・筋肉系)の正答は 2 です。疾患と病態の正しい対応は、a(くも膜下出血=脳動脈瘤破裂)・b(重症筋無力症=神経筋接合部の障害)・e(筋萎縮性側索硬化症=運動ニューロンの変性)。
問題
正しい組合せはどれか。
a.くも膜下出血 動脈瘤破裂
b.重症筋無力症 神経筋接合部の障害
c.パーキンソン病 b アミロイドの沈着
d.アルツハイマー病 中脳黒質の神経細胞の変性
e.筋萎縮性側索硬化症 運動ニューロンの変性
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — a、b、e
疾患と病態の正しい対応は、a(くも膜下出血=脳動脈瘤破裂)・b(重症筋無力症=神経筋接合部の障害)・e(筋萎縮性側索硬化症=運動ニューロンの変性)。cとdは病態が入れ替わっており誤り。よって正しい組合せは2番。
【各選択肢の解説】
a. くも膜下出血 — 動脈瘤破裂 → ✅ 正しい。脳動脈瘤破裂が最多の原因。
b. 重症筋無力症 — 神経筋接合部の障害 → ✅ 正しい。抗アセチルコリン受容体抗体による。
c. パーキンソン病 — βアミロイドの沈着 → ❌ 誤り。中脳黒質のドパミン神経細胞変性が本態。βアミロイドはアルツハイマー病。
d. アルツハイマー病 — 中脳黒質の神経細胞変性 → ❌ 誤り。βアミロイド沈着・神経原線維変化が本態。黒質変性はパーキンソン病。
e. 筋萎縮性側索硬化症 — 運動ニューロンの変性 → ✅ 正しい。上位・下位運動ニューロンが変性。
よって正しいのはa・b・e → 選択肢2番が正答(cとdは病態が入れ替わっている)。
【試験対策ポイント】
- パーキンソン病:中脳黒質ドパミン神経の変性→振戦・固縮・無動・姿勢反射障害。
- アルツハイマー病:βアミロイド沈着・神経原線維変化(タウ)→記憶障害。
- 重症筋無力症:抗AChR抗体で神経筋接合部障害→易疲労性・眼瞼下垂・胸腺腫合併。
- ALS:運動ニューロン変性、感覚・眼球運動・膀胱直腸は保たれる(陰性四徴)。
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