第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第15問
第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第15問(神経・筋肉系)の正答は 2 です。cとdは病態が入れ替えてある。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:2番
初回正答率 61.5%参考値
13人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
cとdは病態が入れ替えてある。βアミロイドの沈着はアルツハイマー病、中脳黒質の神経細胞変性はパーキンソン病の病態である。
【各選択肢の解説】
a.くも膜下出血 ― 動脈瘤破裂
✅ 正しい。脳動脈瘤の破裂が原因として最も多い。
b.重症筋無力症 ― 神経筋接合部の障害
✅ 正しい。抗アセチルコリン受容体抗体などがシナプス後膜の受容体を障害し、易疲労性の筋力低下・眼瞼下垂を起こす。
c.パーキンソン病 ― βアミロイドの沈着
❌ 誤り。正しくはパーキンソン病は中脳黒質のドパミン神経細胞の変性(αシヌクレインを含むレビー小体が出現)で、βアミロイドの沈着はアルツハイマー病の病態である。
d.アルツハイマー病 ― 中脳黒質の神経細胞の変性
❌ 誤り。正しくはアルツハイマー病はβアミロイドの沈着(老人斑)と神経原線維変化(タウ)による大脳皮質の神経細胞脱落で、黒質の変性はパーキンソン病の病態である。
e.筋萎縮性側索硬化症 ― 運動ニューロンの変性
✅ 正しい。上位・下位の運動ニューロンが選択的に変性し、筋萎縮と筋力低下が進む。
❌ 誤り。cが誤り。正しくはa・b・eの組合せである。
✅ 正しい(=正答)。3つとも疾患と病態の対応が正しい。
❌ 誤り。dが誤り。正しくはa・b・eの組合せである。
❌ 誤り。c・dが誤り。正しくはa・b・eの組合せである。
❌ 誤り。c・dが誤り。正しくはa・b・eの組合せである。
【試験対策ポイント】
| 疾患 | 病態 |
|---|---|
| くも膜下出血 | 脳動脈瘤の破裂 |
| 重症筋無力症 | 神経筋接合部(抗アセチルコリン受容体抗体) |
| パーキンソン病 | 中脳黒質のドパミン神経細胞の変性 |
| アルツハイマー病 | βアミロイド沈着・神経原線維変化 |
| 筋萎縮性側索硬化症 | 上位・下位運動ニューロンの変性 |
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