MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第18問

消化器系第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第18問(消化器系)の正答は 4 です。白血球除去療法は、血液を体外に循環させて活性化した白血球(顆粒球・単球など)を吸着カラムやフィルタで取り除き、炎症を抑える血液浄化療法である。

問題
白血球除去療法が適応となる疾患はどれか。
  1. 1. 逆流性食道炎
  2. 2. 急性膵炎
  3. 3. 急性胆管炎
  4. 4. 潰瘍性大腸炎 ✓
  5. 5. 急性肝炎

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 73.3%参考値

15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 潰瘍性大腸炎

白血球除去療法は、血液を体外に循環させて活性化した白血球(顆粒球・単球など)を吸着カラムやフィルタで取り除き、炎症を抑える血液浄化療法である。薬物で十分に効かない活動期の潰瘍性大腸炎が代表的な適応である。


【各選択肢の解説】

1. 逆流性食道炎
❌ 誤り。正しくは胃酸の逆流が原因で、プロトンポンプ阻害薬などの酸分泌抑制薬が治療の中心である。
2. 急性膵炎
❌ 誤り。正しくは絶食・大量輸液・鎮痛が治療の基本で、白血球除去療法の適応ではない。
3. 急性胆管炎
❌ 誤り。正しくは細菌感染と胆汁のうっ滞が原因で、抗菌薬と胆道ドレナージが治療である。
4. 潰瘍性大腸炎
✅ 正しい(=正答)。腸の炎症に活性化した白血球が関わるため、それを血液から除くことで粘膜の炎症が鎮まる。顆粒球・単球を吸着する方式(GCAP)と白血球をフィルタで除く方式(LCAP)がある。
5. 急性肝炎
❌ 誤り。正しくは多くが安静・対症療法で軽快し、劇症化した場合の血液浄化は血漿交換などで、白血球除去療法ではない。

【試験対策ポイント】

  • 白血球除去療法=顆粒球・単球吸着療法(GCAP)と白血球除去療法(LCAP)。対象は炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)が中心
  • 血液浄化療法の一つ=臨床工学技士が操作に関わる
  • 潰瘍性大腸炎=直腸から連続する大腸粘膜の炎症・血便
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