第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第24問
第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第24問(人体の構造と機能)の正答は 4 です。免疫は、生まれつき備わる自然免疫(好中球・マクロファージ・NK細胞など)と、抗原に特異的で記憶を持つ獲得免疫(T細胞・B細胞)に分かれる。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d ✓
- 5. d、e
正答:4番
初回正答率 93.3%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
免疫は、生まれつき備わる自然免疫(好中球・マクロファージ・NK細胞など)と、抗原に特異的で記憶を持つ獲得免疫(T細胞・B細胞)に分かれる。T細胞はT細胞受容体で抗原を認識し、B細胞は形質細胞に分化して抗体(免疫グロブリン)を作る。
【各選択肢の解説】
a.自然免疫の主体はリンパ球である。
❌ 誤り。正しくは自然免疫の主体は好中球・マクロファージ・NK細胞などで、T細胞・B細胞などのリンパ球は獲得免疫の主体である。
b.好中球は抗原を取り込み、情報を提示する。
❌ 誤り。正しくは抗原を提示するのは主に樹状細胞・マクロファージ・B細胞で、好中球の主な役割は貪食と殺菌である。
c.T細胞は細胞表面上のT細胞レセプタで抗原を認識する。
✅ 正しい。T細胞受容体(TCR)が、抗原提示細胞のMHC分子に載った抗原ペプチドを認識する。
d.B細胞は免疫グロブリンの産生に関与する。
✅ 正しい。B細胞が形質細胞に分化して抗体を産生する(液性免疫)。
e.一次免疫応答ではIgAの産生が主体である。
❌ 誤り。正しくは一次免疫応答で最初に主体となるのはIgMで、二次免疫応答ではIgGが速く大量に作られる。IgAは粘膜・分泌液で働く抗体である。
❌ 誤り。a・bはどちらも誤り。正しくはc・dの組合せである。
❌ 誤り。a・eはどちらも誤り。正しくはc・dの組合せである。
❌ 誤り。bが誤り。正しくはc・dの組合せである。
✅ 正しい(=正答)。どちらも記述どおりである。
❌ 誤り。eが誤り。正しくはc・dの組合せである。
【試験対策ポイント】
| 抗体 | 特徴 |
|---|---|
| IgM | 一次免疫応答で最初に出る・五量体 |
| IgG | 血中で最多・二次免疫応答の主体・胎盤を通過 |
| IgA | 分泌型として粘膜・母乳で働く |
| IgE | 即時型アレルギー・寄生虫 |
- 抗原提示の主役は樹状細胞。好中球は貪食・殺菌
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