MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第24問

人体の構造と機能第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第24問(人体の構造と機能)の正答は 4 です。免疫の正しい記述は、T細胞がT細胞レセプタ(TCR)で抗原を認識する(c)、B細胞が免疫グロブリン(抗体)産生に関与する(d)。

問題
免疫の仕組みについて正しいのはどれか。 a.自然免疫の主体はリンパ球である。 b.好中球は抗原を取り込み、情報を提示する。 c.T 細胞は細胞表面上のT 細胞レセプタで抗原を認識する。 d.B 細胞は免疫グロブリンの産生に関与する。 e.一次免疫応答ではIgA の産生が主体である。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — c、d

免疫の正しい記述は、T細胞がT細胞レセプタ(TCR)で抗原を認識する(c)、B細胞が免疫グロブリン(抗体)産生に関与する(d)。自然免疫の主体は好中球・マクロファージ・NK細胞であり(aは誤り)、抗原提示は主に樹状細胞・マクロファージが行い(bは誤り)、一次免疫応答ではIgMが主体(eは誤り)。よってc・dで4番。


【各選択肢の解説】

a. 自然免疫の主体はリンパ球である → ❌ 誤り。自然免疫は好中球・マクロファージ・NK細胞などが主体。リンパ球(T・B細胞)は獲得免疫。

b. 好中球は抗原を取り込み情報を提示する → ❌ 誤り。抗原提示細胞は主に樹状細胞・マクロファージ・B細胞。好中球は主に貪食・殺菌。

c. T細胞はT細胞レセプタで抗原を認識する → ✅ 正しい。TCRがMHC上の抗原ペプチドを認識。

d. B細胞は免疫グロブリンの産生に関与する → ✅ 正しい。B細胞→形質細胞が抗体を産生(液性免疫)。

e. 一次免疫応答ではIgAの産生が主体である → ❌ 誤り。一次応答はIgMが主体、二次応答でIgGが主体。

よって正しいのはc・d → 選択肢4番が正答。


【試験対策ポイント】

  • 自然免疫:好中球・マクロファージ・NK細胞・補体(非特異的・即時)。
  • 獲得免疫:T細胞(細胞性)・B細胞→抗体(液性)。抗原特異的・記憶あり。
  • 抗体産生の順:一次応答=IgM先行、二次応答=IgG主体で強く速い。
  • 抗体クラス:IgG(最多・胎盤通過)、IgA(分泌型・粘膜)、IgM(一次応答・五量体)、IgE(アレルギー・寄生虫)、IgD。
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