第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第29問
生体物理・化学現象の計測第33回午後
第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第29問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 2 です。カフ圧が動脈に伝わりにくい条件(カフ幅が狭い・巻き方が緩い)では、動脈を押しつぶすのに余分な圧が要るため測定値は高く出る。
問題
非観血式血圧測定法について正しいのはどれか。
- 1. カフ幅が狭すぎると最高血圧値は下がる。
- 2. カフの巻き方が緩いと最高血圧値は上がる。 ✓
- 3. 脱気速度が速すぎると最高血圧値は上がる。
- 4. 測定場所が心臓より低いと最低血圧値は下がる。
- 5. カフ幅が広いと平均血圧値は上がる。
正答:2番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63.6%参考値
11人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — カフの巻き方が緩いと最高血圧値は上がる。
カフ圧が動脈に伝わりにくい条件(カフ幅が狭い・巻き方が緩い)では、動脈を押しつぶすのに余分な圧が要るため測定値は高く出る。逆にカフ幅が広すぎると低く出る。他の選択肢は増減の向きが逆にしてある。
【各選択肢の解説】
1. カフ幅が狭すぎると最高血圧値は下がる。
❌ 誤り。正しくはカフ幅が狭いと圧が動脈に十分伝わらず、最高血圧値は上がる(高く出る)。
❌ 誤り。正しくはカフ幅が狭いと圧が動脈に十分伝わらず、最高血圧値は上がる(高く出る)。
2. カフの巻き方が緩いと最高血圧値は上がる。
✅ 正しい(=正答)。緩いカフは加圧すると膨らんで腕との接触幅が狭くなり、カフ幅が狭いときと同じく動脈を圧迫しにくいため、値が高く出る。
✅ 正しい(=正答)。緩いカフは加圧すると膨らんで腕との接触幅が狭くなり、カフ幅が狭いときと同じく動脈を圧迫しにくいため、値が高く出る。
3. 脱気速度が速すぎると最高血圧値は上がる。
❌ 誤り。正しくは脱気が速いと、最初のコロトコフ音が出た時点でカフ圧がすでに下がりすぎており、最高血圧値は下がる(低く出る)。
❌ 誤り。正しくは脱気が速いと、最初のコロトコフ音が出た時点でカフ圧がすでに下がりすぎており、最高血圧値は下がる(低く出る)。
4. 測定場所が心臓より低いと最低血圧値は下がる。
❌ 誤り。正しくは心臓より低い位置では血液の重さ(静水圧)が加わり、最低血圧値も最高血圧値も上がる(高く出る)。
❌ 誤り。正しくは心臓より低い位置では血液の重さ(静水圧)が加わり、最低血圧値も最高血圧値も上がる(高く出る)。
5. カフ幅が広いと平均血圧値は上がる。
❌ 誤り。正しくはカフ幅が広いと少ない圧で動脈を圧迫でき、測定値は下がる(低く出る)。
❌ 誤り。正しくはカフ幅が広いと少ない圧で動脈を圧迫でき、測定値は下がる(低く出る)。
【試験対策ポイント】
| 条件 | 測定値 |
|---|---|
| カフ幅が狭い・巻き方が緩い | 高く出る |
| カフ幅が広い | 低く出る |
| 測定部位が心臓より低い | 高く出る |
| 測定部位が心臓より高い | 低く出る |
| 脱気が速すぎる | 最高血圧は低く出る |
- 測定部位は心臓の高さに合わせる
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