第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第31問
医用画像計測第33回午後
第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第31問(医用画像計測)の正答は 3 です。核医学検査は体内に投与した放射性医薬品(RI)から放出される放射線を体外で検出して画像化する機能画像である。
問題
核医学検査について正しいのはどれか。
a.PET で糖代謝に関する情報が画像化できる。
b.体外から放射線を照射することで画像化する。
c.b 線を測定して画像化している。
d.SPECT で脳血流に関する情報が画像化できる。
e.PET で3 次元画像が得られる。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e ✓
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:3番
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解説
■ 正答:3番 — a、d、e
核医学検査は体内に投与した放射性医薬品(RI)から放出される放射線を体外で検出して画像化する機能画像である。PETは糖代謝(FDG)などを、SPECTは脳血流などを三次元的に画像化できる。よって正しい記述はa・d・eで、その組合せは3番。
【各選択肢の解説】
a.PETで糖代謝に関する情報が画像化できる。
✅ 正しい。¹⁸F-FDG(ブドウ糖類似体)の集積分布から糖代謝を評価する。
b.体外から放射線を照射することで画像化する。
❌ 誤り。体外から放射線を照射して撮るのはX線・CT。核医学は体内のRI由来の放射線を検出する。
c.β線を測定して画像化している。
❌ 誤り。SPECTはγ線、PETは陽電子消滅で生じる消滅放射線(511keVのγ線対)を測定する。β線は測定しない。
d.SPECTで脳血流に関する情報が画像化できる。
✅ 正しい。脳血流シンチグラフィで評価できる。
e.PETで3次元画像が得られる。
✅ 正しい。断層像として三次元情報が得られる。
よって正しい記述はa・d・e → 組合せは「3番」が正答。
【試験対策ポイント】
核医学は「体内にRIを入れて出てくる放射線を撮る機能画像」。PET=陽電子(β⁺)→消滅γ線511keV/SPECT=単光子γ線。X線・CTは体外照射の形態画像と対比して覚える。
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