第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第32問
各種治療機器第33回午後
第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第32問(各種治療機器)の正答は 3 です。電気メスの切開は連続正弦波、対極板は分割型で接触インピーダンスを監視し、バイポーラは両電極間の組織を凝固する。
問題
電気メスについて正しいのはどれか。
a.切開には連続正弦波が用いられる。
b.対極板接触面積の増加は熱傷の原因である。
c.出力回路には抵抗が挿入されている。
d.スプリット型対極板は接触インピーダンスを測定する。
e.バイポーラ電極は挟まれた部位を凝固する。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e ✓
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:3番
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解説
■ 正答:3番 — a、d、e
電気メスの切開は連続正弦波、対極板は分割型で接触インピーダンスを監視し、バイポーラは両電極間の組織を凝固する。よって正しい記述はa・d・eで、その組合せは3番。
【各選択肢の解説】
a.切開には連続正弦波が用いられる。
✅ 正しい。切開=連続正弦波、凝固=断続波(バースト波)。
b.対極板接触面積の増加は熱傷の原因である。
❌ 誤り。熱傷の原因は接触面積の減少(不完全接触)による電流密度上昇。面積増加はむしろ安全。
c.出力回路には抵抗が挿入されている。
❌ 誤り。患者出力回路は高周波を通し低周波(漏れ電流)を阻止するためコンデンサ結合であり、抵抗ではない。
d.スプリット型対極板は接触インピーダンスを測定する。
✅ 正しい。分割された2面間の接触インピーダンスを監視し、剥がれを検知する(対極板接触監視)。
e.バイポーラ電極は挟まれた部位を凝固する。
✅ 正しい。ピンセット型2電極間に電流を流し、挟んだ組織のみを凝固する。
よって正しい記述はa・d・e → 組合せは「3番」が正答。
【試験対策ポイント】
電気メス:周波数約0.3〜5MHz、切開=連続波・凝固=断続波。対極板は面積を広く・確実に接触(熱傷防止)。バイポーラは対極板不要で微細凝固向き。
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