第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第48問
第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第48問(電気工学)の正答は 3 です。キルヒホッフの電流則(節点)と電圧則(閉路)で各式を確かめる。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e ✓
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:3番
初回正答率 63.6%参考値
11人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
キルヒホッフの電流則(節点)と電圧則(閉路)で各式を確かめる。
図の読み方:
- 電流:I₁は左の枝を上向き、I₂は中央、I₃は右の枝を下向き
- 電池:電池の記号は長い線が+極。E₁は上側が+、E₃は下側が+
【各選択肢の解説】
a.I₁-I₂-I₃=0
✅ 正しい。上の節点にI₁が流れ込み、I₂とI₃が流れ出す(電流則)。
b.I₁+I₂+I₃=E₁/R₁
❌ 誤り。どの法則からも出てこない式で、3つの電流を足す根拠も、E₁/R₁と等しくなる根拠もない。正しくは、節点の式はI₁=I₂+I₃(a)、E₁を含む閉路の式はI₁R₁+I₂R₂=E₁(d)。
c.I₁R₁+I₃R₃=E₁-E₃
❌ 誤り。外周を時計回りにたどると、E₁は-から+へ(上り)、E₃も上側の-から下側の+へ通るので上りで、2つの起電力は同じ向きに働く。正しくは I₁R₁+I₃R₃=E₁+E₃。
d.I₁R₁+I₂R₂=E₁
✅ 正しい。左の閉路を時計回りにたどると、E₁で上り、R₁とR₂は電流と同じ向きに通るので降下I₁R₁・I₂R₂(電圧則)。
e.-I₂R₂+I₃R₃=E₃
✅ 正しい。右の閉路を時計回りにたどると、R₃は電流と同じ向きで+I₃R₃、E₃は-から+へで上り、R₂は電流と逆向きに上るので-I₂R₂。
❌ 誤り。b(どの法則からも出ない式)・c(正しくはE₁+E₃)を含む。正しくは成立する式はa・d・eの組合せ。
❌ 誤り。b(どの法則からも出ない式)を含む。正しくは成立する式はa・d・eの組合せ。
✅ 正しい(=正答)。3つともキルヒホッフの法則から成立する。
❌ 誤り。b(どの法則からも出ない式)・c(正しくはE₁+E₃)を含む。正しくは成立する式はa・d・eの組合せ。
❌ 誤り。c(正しくはE₁+E₃)を含む。正しくは成立する式はa・d・eの組合せ。
【試験対策ポイント】
- 電流則:節点に入る電流の和=出る電流の和
- 電圧則:閉路の電圧降下の和=起電力の和
- たどる向きと電流が逆なら降下の符号を反転、電池は-→+に通れば+E
- ひっかけは電池の向き:E₃は下が+なので外周ではE₁と足し算になる
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