MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第51問

電子工学第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第51問(電子工学)の正答は 5 です。半導体素子の性質を問う。

問題
正しいのはどれか。 a.理想ダイオードの逆方向抵抗はゼロである。 b.ユニポーラトランジスタは電流制御素子である。 c.ピエゾ効果が大きい半導体は磁気センサに利用される。 d.接合型FET のn 形チャネルの多数キャリアは電子である。 e.CMOS 回路はバイポーラトランジスタ回路よりも消費電力が少ない。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — d、e

半導体素子の性質を問う。n形チャネルFETの多数キャリアは電子、CMOSは低消費電力という記述が正しい。よってd・eの組合せの5番が正答。


【各選択肢の解説】

a.理想ダイオードの逆方向抵抗はゼロである。
❌ 誤り。理想ダイオードは順方向抵抗0・逆方向抵抗∞

b.ユニポーラトランジスタは電流制御素子である。
❌ 誤り。ユニポーラ(FET)は電圧制御素子。電流制御はバイポーラ。

c.ピエゾ効果が大きい半導体は磁気センサに利用される。
❌ 誤り。ピエゾ(圧電)効果は圧力・力センサ。磁気センサはホール効果を利用。

d.接合型FETのn形チャネルの多数キャリアは電子である。
✅ 正しい。n形は電子が多数キャリア(p形は正孔)。

e.CMOS回路はバイポーラトランジスタ回路よりも消費電力が少ない。
✅ 正しい。CMOSは静的消費電力が非常に小さく低消費電力

よって正しい記述はd・e → 「5番」が正答。


【試験対策ポイント】

FET=電圧制御・ユニポーラ(n形は電子・p形は正孔)/バイポーラ=電流制御。CMOS=低消費電力。ホール効果=磁気、圧電効果=圧力、熱電効果=温度など、効果とセンサの対応を整理。

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