MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第63問

生体物理・化学現象の計測第33回午後

第33回 臨床工学技士国家試験 午後 第63問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 1 です。|方式|測定部位|応答|死腔|欠点|

問題
メインストリーム方式のカプノメータについて誤っているのはどれか。
  1. 1. プローブには赤色光の光源を使用している。
  2. 2. アダプタが死腔となる。
  3. 3. サイドストリーム方式に比べて応答が速い。
  4. 4. セルの汚れや水滴の付着により測定誤差を生じる。
  5. 5. ICU などでの長期間の人工呼吸管理に使用される。

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — プローブには赤色光の光源を使用している。

誤りを問う問題。カプノメータはCO₂の赤外光吸収(約4.3µm)を利用して測定する。赤色光を使うのはパルスオキシメータ(660nm)であり、選択肢1が誤りで正答。


【各選択肢の解説】

1. プローブには赤色光の光源を使用している。
❌ 誤り(これが正答)。CO₂測定は赤外光(約4.3µm)の吸収を利用する。赤色光は用いない。
2. アダプタが死腔となる。
✅ 正しい。気道にセル(アダプタ)を介在させるため死腔が増加する。
3. サイドストリーム方式に比べて応答が速い。
✅ 正しい。気道で直接測定するためガスサンプリングの遅れがなく応答が速い。
4. セルの汚れや水滴の付着により測定誤差を生じる。
✅ 正しい。光路上の汚れ・結露で誤差が出る。
5. ICUなどでの長期間の人工呼吸管理に使用される。
✅ 正しい。挿管下のEtCO₂連続モニタとして用いる。

【試験対策ポイント】

方式測定部位応答死腔欠点
メインストリーム気道直結速い増加セルが重い・汚れ/結露
サイドストリーム吸引して本体やや遅い水分トラップ必要

CO₂は赤外吸収(4.3µm)で測定。パルスオキシメータの赤色660nm/赤外940nmと混同しない。

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